台湾や中国へ行った時に、“餃子”と書いてないから、どれかどれがわからない!
そんな経験ありませんか?

旅行したときに限らず、思い出せば日本でも一度はある人多いと思います。

例えば、寒くて体の芯から温まりたい…!そんな思いから水餃子を頼むと、想像していたスープに浸かった水餃子ではなく、茹で上がったエビのような水餃子だけでビックリ!みたいな

ちょっと頭の片隅に入れておくと、いざという時に役立つ!かもしれない。今回は餃子の書き方について簡単にご紹介します。

 

 

餃子

餃子=焼き餃子なのは日本だけ

まず日本ではご存知の通り、「餃子」の前に、それぞれ焼・水・蒸・揚をつけるだけ。
焼き餃子・水餃子・蒸し餃子・揚げ餃子と書きます。

簡単。わかりやすい。でも水餃子には、茹でた水餃子とスープ水餃子があるように、
本場と呼ばれる中国では区別しています。

餃子をチャオズと読む場合、某有名アニメ『ドラ○ンボール』のキャラクターですが、本来の読み方は“ジャオズ”です。

日本で”餃子”を見ると、一般的には”焼き餃子”を思い浮かべる人が多いでしょう。
実はこれ、日本だけなんです。

中国では、一般的に茹でた餃子を表すので、茹で餃子=餃子(ジャオズ) です。

焼き餃子がメジャーなものとして食べられるのは、日本だけ。

焼き餃子は日本の文化なのです。

餃子

焼き餃子を表す、煎餃(ジィエンジャオ)と鍋貼(グゥオティエ)のちがいって?

餃子(ジャオズ)が焼き餃子ではないなら、焼き餃子はどうやって表すのでしょうか。

煎餃(ジィエンジャオ)

煎餃(ジィエンジャオ)は、三日月型を焼いたもの。
一般的となっている三日月型は、昔の中国の貨幣をイメージして作られました。

皮が薄くて、ヒダを作って皮がしっかり閉じている餃子です。
また少量の油と水でパリッと焼いて、中国ではスナック菓子感覚で食べるそう。

多くの日本の焼き餃子は“煎餃”にあたります。

 

鍋貼(グゥオティエ)

鍋貼(グゥオティエ)は、三日月型ではなく細長い棒状のもの。
皮が厚くて、両端がくっ付いておらず空いたまま餃子です。また少量のお水を入れてジュワーっと焼きます。
日本では“棒餃子”で親しまれています。

また2020年6月10日に閉店した、長年愛されてきた神保町の人気店「スヰートポーヅ」は典型的な鍋貼です。もう一度食べたかった…

餃子

中国では茹でた水餃子とスープ水餃子も区別しています

日本の水餃子の場合、茹でた水餃子が出てくるのか、スープ水餃子なのか、多くは“水餃子”と書かれているので、正直わかりません。

イメージ写真や説明文があるとうれしいものです。

水餃(シュイジャオ)

水餃(シュイジャオ)は、スープなしの水餃子、つまり茹でた餃子を湯切りしたもの。

茹でた餃子は中国圏において主流であり、主食として食べられています。

湯餃(タンジャオ)・餃子湯(ジャオズタン)

スープ水餃子は、湯餃(タンジャオ)・餃子湯(ジャオズタン)と呼びます。“”と書かれているのでわかりやすいですね。

湯餃(タンジャオ)は、一般的に日本でいうスープ水餃子。スープに味付けがされているもの。
酸辣湯に餃子が入っているイメージです。

餃子

満州では、蕎麦湯ならぬ“餃子湯”を飲む!?

餃子湯(ジャオズタン)は、東北にある満州地方でよく食べられる、餃子を茹でた後の白く濁ったお湯です。いわゆる茹で汁。

日本では、おそばの蕎麦湯が馴染み深いですね。

皮で肉や野菜の餡を包んであるとはいえ、いつか破れてしまいます。

そうすると茹で汁のなかに旨みが混ざっているんだとか。

茹で汁は消化を助けると言われているので、百聞は一見にしかず。
お目にかかった際はレッツトライ。

 

餃子

まとめ

いかがでしたでしょうか。本場中国ならではの、細かな違いから読み方まで分けられていることに驚きました。
ちなみに、蒸し餃子は“蒸餃(ヂォンジャオ)”で、揚げ餃子は“炸餃子(ヂャジャオズ)”です。

中華圏や台湾へ旅行するとき、日本にいるときでも本格中華料理屋のメニューで、見かけるかもしれません。
頭の片隅に入れておくと、いつかどこかで役に立つかも!しれません。

おすすめ