
8月には毎年全国から2万人近くが集まる“よさこい祭り”や、桂浜(かつらはま)にある"坂本龍馬像"が有名な四国にある「高知県」。
カツオのたたきやウツボ、キンメダイ、ゆずなど見逃せないグルメもたくさんある高知県ですが、“屋台餃子”を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、ご当地餃子としても有名な高知の人気グルメ“屋台餃子”をご紹介します。
餃子
高知県の「屋台餃子」ってなに?
高知龍馬空港からバスに乗ること35分で到着する高知駅。
高知駅から歩いて10分くらいの場所にある市道に、“グリーンロード”と呼ばれる7つの屋台が並ぶ夜の人気スポット。
屋台といえばラーメンやおでん、焼き鳥をイメージしますが、高知県の屋台には餃子も定番メニュであり、
お酒のアテとしてもシメにもピッタリな「屋台餃子」として親しまれています。
昭和45年の創業から50年の歴史をもつ「安兵衛(やすべえ)」。
高知県では屋台とひろめ市場内など4店、そして県外で食べられるのは東京の目黒と恵比寿の2店だけ。
餃子
開店前から並ぶ人気な「安兵衛(やすべえ)」
ある日恵比寿駅の東口から歩いて5分、18時ごろ恵比寿店へ行ってみたところ、10組以上並んでいたので断念しました。
屋台餃子は毎月、多いときは毎週のようにテレビや雑誌で取り上げられているので、有名な超人気店なのです。
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恵比寿も目黒ともに予約はできません。というわけで、
必ず餃子にありつけるため、開店16時に入ろうと思い30分前に行って開店まで待ってみました。
開店時間10分前、店員さんのかけ声とともにちょうちんに明かりが灯ってスタートしました。
待って並んでいたお客さんだけで35席がすべて埋まり、16時の時点で待ちが出るほどの人気ぶりにビックリ。
まるで揚げ餃子!何個でも食べられるパリッパリ食感
坂本龍馬や高知県出身の女優・広末涼子など高知県にゆかりのある人のポスターが貼られていて、屋台の雰囲気あふれる店内。
名物メニューの焼き餃子は1人前7個入り、ニンニクあり・なしが選べます。
一皿7個 420円
注文してから作ると注意書きにあるとおり、待つこと10分で焼餃子が運ばれてきました。
まるで揚げ餃子みたいな一口サイズで、すぐに破れるんじゃないかと心配になるほど皮が本当に薄くて、一口かじるたびにサクッという音がするパリパリ具合。
これまで食べた焼餃子にはないサクサク食感は他の餃子にはなくて病みつきになります。
みじん切りにされた肉とニラがすき間なくギッシリ入っていて、口に入れた瞬間に具材が溶けてしまう衝撃!
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高知の屋台では食べられない水餃子も必見
屋台やひろめ市場では食べられない水餃子も注文しました。
一皿7個 460円
ニラが透けてみえるくらい皮が薄く、慎重にお箸でつかまないとふとした時に破れてしまいました(笑)
あっさりした味つけで、ニラとショウガの風味がフワッと香る焼餃子とちがった感覚です。
何もつけずにそのまま食べても充分おいしいですが、テーブル上に置いてあるラー油と一緒に食べると、ピリッとした辛みによって味わい深さが増します。
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まとめ
本場高知県の屋台で営んでいる「安兵衛(やすべえ)」が支店として、東京で楽します。
恵比寿店や目黒店は有名&人気かつ予約ができないので、待つのは覚悟のうえ、行く際は時間に余裕があるときがオススメ。
他のお店にはない揚げ餃子のようなこんがり焼けた一口サイズの焼餃子は、サックサクで何個でも食べられちゃうぐらい軽い口当たり。
屋台の雰囲気がある店内で、メニューにラーメンやおでん、高知グルメや地酒もあるので、お酒も進むこと間違いなし。