
ぎょうざ.comの野望は“日本全国の餃子を食べ歩くこと”。今回餃子を食べた場所は、三重県にある「鳥羽(とば)」。
一生に一度は行きたい、江戸時代からの伝統がつづく”お伊勢さん”で親しまれている「伊勢神宮」の参拝とセットで行くことが多いと思います。
伊勢市駅から電車で約20分乗ると到着する鳥羽にも見逃せない場所と、有名じゃなくても餃子を食べられるお店はあるんです。
聞いたことある人もいるかもしれません、三重県のB級グルメ“津ぎょうざ”ではなく、鳥羽駅周辺で餃子を食べることができる町中華をご紹介します。
餃子
もくじ
鳥羽ってどうやっていくの?フェリーでもOK!?
三重県にある鳥羽市は、車以外は隣の愛知県を経由する必要があります。
東京駅から行く場合
- JR東海道新幹線で名古屋駅 【のぞみで1時間40分】
- 名古屋駅から近畿日本鉄道(通称:近鉄)名古屋駅へ歩いて移動【10分】
案内看板を見るとOK。 - 近鉄名古屋駅から鳥羽駅
特急を利用するのなら、“観光特急しまかぜ”やビスタカー【1時間30分】
*JR名古屋駅から行くと2時間
大阪から行く場合
- 大阪駅から、JR大阪環状線で鶴橋駅へ 【16分】
- 鶴橋駅から、観光特急しまかぜ乗車【45分】
愛知県田原市にある伊良湖(いらご)から、伊勢湾フェリーを利用すること可能【約55分】
餃子
ジュゴンがいる水族館、イルカ島、真珠島…“鳥羽だけの観光”
知っている人も知らない人も、餃子以外にも鳥羽市の三大観光スポットをギュギュッと簡単にご紹介。
鳥羽水族館
日本でジュゴンを見ることができるのは、ココ鳥羽水族館だけ。
12ゾーンに分かれていて、飼育種類数はなんと日本で一番多い1,200以上。
イルカ島
遊覧船に乗ること15分。迫力満点のイルカショーはもちろん、イルカにエサをあげたり、実際にイルカにタッチして触れ合うことができます。詳しくは公式HPを。
ミキモト真珠島
御木本幸吉(みきもとこうきち)により、1893年(明治26年)世界で初めて真珠の養殖に成功したミキモト真珠島。
NHK朝のドラマ「あまちゃん」でも話題になった、真珠の養殖を支えた“海女(あま)”の実演が日本で唯一見られるんだとか。
餃子
鳥羽駅から歩いていける賑わう町中華
鳥羽駅を降りてから道に沿って歩いていても、土曜日の昼にもかかわらずほとんど人とすれ違うことがないほど静かな場所(たまたまかもしれません)。
道なりに歩くこと10分。
お店の前へ着くと、店内から賑やかな声が聞こえます。
「弁慶」
4人テーブルが6卓の半分以上席が埋まっていて、地元のおっちゃんが昼からワイワイ食べて飲んでいました。
外観だけではなく店内もどことなく“Always ◯丁目の夕日”のような昭和感がある懐かしい雰囲気があり昔ながらの町中華。
入店後も、次々に人が入ってきて、気づけば満席になるという人気ぶり。
定番のラーメンはもちろん、チャーハンなどご飯類、定食類、炒めもの、スープと、中華料理はたいてい揃っています。
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THE王道、ニラたっぷりの餃子
見た目からは、これといった特徴が全然ない、ノーマルサイズとキレイなキツネ色の焼き目の餃子に、思わず口のなかでヨダレがジュルッと。
餃子 一皿420円
見た目どおりパリッパリの薄皮。
たっぷりと入ったニラが効いていて、やっぱりTHE王道の焼き餃子と表現するのがふさわしい。
肉汁もジュワッと弾けてジューシーで食べやすい味。もう一皿頼みたくなるぐらいペロリと食べられちゃいます。
チャーハンも程よい塩加減で、餃子と一緒に箸が進んでパクパク食べちゃって、あっという間に完食。
地元の人の会話を聞きながら、庶民派な餃子をおいしく食べられる時間はとっても落ち着きました。
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まとめ
三重県鳥羽市で、鳥羽水族館でジュゴンを見て、イルカに触れて、真珠の世界にどっぷり浸かったあと。
ホッとするどこか懐かしい中華料理屋で空腹を満たすという旅もたまにはどうでしょうか。
ひっきりなしで出前があるほどの地元民に愛されている「弁慶」は、あっさりした味付けで食べやすい町中華です。
弁慶
住所:三重県鳥羽市鳥羽2-1-15
電話:0599-26-4063
営業時間:11:00〜21:00
定休日:日曜日