
大阪の高級歓楽街である北新地(きたしんち)は、リッチでディープなお店が立ち並んでいますが、
安くておいしい、しかも夜中まで営業している餃子屋さんがあることをご存知ですか?
「包屯 (ほうちゅん)」は、決してオシャレとは言えませんが、どこかホッとする庶民的な雰囲気があります。
今回は、知る人ぞ知る餃子の名店とも呼ばれている「包屯 (ほうちゅん)」についてお伝えします。
餃子
一度ドアを開けてみて。北新地にあるカウンター席の餃子屋
「包屯 (ほうちゅん)」は、北新地でいうところの東側、新ダイビルと言うオフィスビルのすぐ近くにある餃子の名店。
北新地らしく、平日は18時から、日をまたいで3時まで営業しているので、二次会や三次会はもちろん、終電を過ぎてもう1軒という方にももってこいです。
お店に入るかな?とそっと店内をのぞいてみると、席に座っている多くの人影が…!
今回は満席で難しいかな?またの機会にするかな…と諦めるのはまだ早いです。
ドア側に人が集まっているだけで、意外と奥の席が空いてチャンスがあるかもしれないので、ぜひ一度ドアを開けて確認してみてください。
私自身も次回の楽しみにするかと考えながらダメ元でドアを開けてみると、一番奥の席が空いていたので、入店することになりました。
キッチンを囲むようにコの字となっており、カウンター13席のみなので、少人数向け。
餃子
定番のほうちゅん餃子と新感覚な湯葉餃子
包屯にある餃子は、すべて焼き餃子です。
ほうちゅん餃子
ど定番の包屯名物の“ほうちゅん餃子”は、ひとくちサイズの8個入り。
1人前8個 380円
スナック菓子のようにパリッパリに焼かれた皮が香ばしく、おつまみ感覚で食べられちゃいます。
しっかりした味付けにもかかわらず、ニンニクは控えめなのもうれしいポイント。
湯葉餃子
“湯葉餃子”は包屯こだわりの一品で、餃子屋さんでもなかなか見かけることがない珍しいメニュー。
1人前3個 400円
小麦粉の餃子の皮ではなく、湯葉で包んでいるので、普段の餃子の皮よりもソフトですが、噛むたびにフワッと風味が感じられます。
お肉のジューシーさはありつつもあっさりしているので、オススメのタレは湯葉餃子と一緒に出してくれる“おろしポン酢”。
右のタレがおろしポン酢です。
餃子
王道から変わり種まで、こだわりのタレで。
餃子は全部で8種類あり、他は鶏皮餃子、エビ餃子、手羽餃子、シソ入り餃子、ショウガ餃子、カレー餃子とよく見る組み合わせから変わり種まで勢ぞろい。
初めて出会った鶏皮餃子を注文してみたところ、23時ごろには終了しており食べることができませんでした。残念。
夜が更けてくると、売り切れてしまう可能性もありますので、お見知りおきください。
どうしても食べたい場合は、早めに行くことをオススメします。
ちなみに、湯葉餃子にはおろしポン酢と一緒に食べることをお伝えしましたが、他の餃子はしょうゆ、自家製のカラシみそ、お好みでラー油を合わせたタレをつけて食べるのが包屯流。
餃子
まとめ
今回は、大阪にある高級歓楽街である北新地にたたずむ「包屯 (ほうちゅん)」をお伝えしました。
ラーメン屋さんのような庶民的な店内で、どの餃子も1人前300〜400円とリーズナブルな価格で、とても北新地とは思えない(笑)
白いのれんに“餃子 包屯”と大きくプリントされており、しかも通りの角っこにあるので見つけやすいです。
ひとくち餃子から湯葉やカレーをはじめとした変わり種までいろんな餃子を食べられます。
ぜひ大阪で夜遅くまで北新地で楽しみたい!という方は、「包屯 (ほうちゅん)」へ行ってみてはどうでしょうか。
包屯
住所:大阪府大阪市北区堂島1丁目2-30
最寄駅:JR東西線 北新地駅 徒歩5分、京阪中之島線 大江橋駅 徒歩5分
電話:06-4798-7189
営業時間:月〜金 18:00〜3:00
土曜日 18:00〜0:00
定休日:日曜日・祝日 / 第2・4土曜日
席数:13席