
餃子が好きなそこのアナタ、たまに食べたくなるそこのアナタ、銀座や有楽町でコスパよく中華料理を食べられないと思っていませんか?
銀座と有楽町から近くてコスパが良い中華料理店といえば、以前こちらでお伝えした交通会館にある「交通飯店」が超有名ですが、パパッと食べてサクッとすぐお店を出なければいけません。
せかせかと急いで美味しい餃子をかき込まずに、ゆっくりと中華料理を味わいながら食事を楽しみたいときもありますよね。
そんな時は、交通会館の隣にある銀座インズにある町中華「ぎょうざ本舗 北京」がオススメ。
餃子
北京は銀座インズでずっとある町中華
有楽町駅中央口から2分・銀座駅C9出口直結で行ける銀座インズは、1964年(昭和39年)の東京オリンピック開催に向けてつくられた高速道路、その高架下にできたレストラン街がはじまり。
銀座インズと同時に1975年(昭和50年)にオープンした「ぎょうざ本舗 北京」は50年以上、銀座インズ2の地下1階にがあります。
外観は「中国酒 餃子 北京」と書かれた紺色のちいさな暖簾に、メニューと食品サンプルがたくさん入り口のまわりを囲んで、まるで活気ある商店街のよう。
店内に入ると、見た目よりもずっと広くてビックリ。4人テーブルがズラリと並んでおり全部で30席以上あります。ただし、カウンター席はないため一人の場合もテーブル席へ座りましょう。
壁に飾っている小さな絵や可愛らしいテーブルクロスなどを含めた、店内のどことなくレトロな雰囲気は、町中華というよりも昔ながらの喫茶店だなあと思いました。
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自慢の餃子に納得!誰でも食べやすい味
店舗が「ぎょうざ本舗 北京」というくらい、餃子がお店名物メニューです。
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5個 530円
ちょうど良い焼き加減の焼き餃子は、クリスピー感もある焼き面ともっちりとした皮から肉汁がジュルッと出てくるジューシーさのギャップがスゴイ。
ジューシー感はあるけれど肉肉しくなくて、むしろキャベツやニラがたくさん入っている野菜餃子に近い味付けになっています。
ニラの風味が効いているけど強すぎない絶妙なバランスが食べやすくしていて、50年以上守られて愛され続けている理由なんだろうな〜と思いました。
酢ラー油・酢醤油を少し付けても、野菜と味がちょうど馴染んで、またちがった味わいに。
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まるであんかけラーメン!辛くないタンタンメン
担々麺と聞くと、辛そうな赤いスープに肉のそぼろがたっぷりのったものを皆思い浮かべると思いますが、北京のメニューの写真が全然ちがいました。
これはどんな担々麺なんだろうか?と気になってしまい、ちょうど麺類を食べたい気持ちも高まっていたので、タンタンメンと餃子セット(1,050円+税)を注文しました。
五目あんかけラーメンのように少しとろみがついていてトロッとしたスープは、猫舌さんはかなり待たないといけないくらい熱々。そしてなかなか冷めないおかげで、最後まで温かい状態で食べることができます。
タマネギ・ひき肉・ニンジン・ザーサイ・ニラなど具がたくさん入っていて、中でも特にスライスしたタマネギが本当にたっぷりなので甘さが広がり、全然辛くなく本当にマイルドな中華そばでした。
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川崎ソウルフードのニュータンタンメンって?
北京オリジナルというタンタンメンを見た中には、知る人ぞ知る川崎のソウルフード “ニュータンタンメン”に似ているな〜と思う人もいるのではないでしょうか?
豚ガラスープにひき肉・ニンニク・唐辛子・かき卵をからませて作るニュータンタンメンは、元祖ニュータンタンメン本舗というお店で食べることができます。
ちなみに神奈川県川崎市は、毎年ジャニーズ所属のアイドルが紅白歌合戦やカウントダウンコンサートが終わった後、総出で初詣に訪れることで有名な川崎大師、ドラえもんなどを著者の藤子・F・不二雄ミュージアムなどの人気スポットがあります。
気になるけど店舗まで遠くて行けないという人は、ニュータンタンメン本舗が監修したニュータンタンメンのカップ麺が発売中なので、ぜひチェックしてみてください。Amazonから買えますよ。
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まとめ
今回は、銀座インズのオープンとともにスタートした町中華「ぎょうざ本舗 北京」についてお伝えしました。
有楽町・銀座で中華料理を探そうと思っても、意外にも駅近くには少ないんですよね。
北京はランチも営業していて年中無休!しかもコスパも良し!中華料理を食べたいな〜という日にはもってこいです。
ぜひ銀座や有楽町へ行って、中華料理を食べたい時は隠れた老舗の「ぎょうざ本舗 北京」へ行ってみてください。
ぎょうざ本舗 北京
住所:東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 B1F
電話:03-3564-2059
営業時間:月〜金 11:00〜15:00 / 17:00〜22:30
土日祝 11:00〜21:00
定休日:なし