福島といえば“円盤餃子”。福島駅から徒歩で行ける絶品なオススメ店3つ

福島県は、松尾芭蕉が訪れたという飯坂温泉、映画『フラガール』のロケ地になったいわき、喜多方ラーメン…気になる場所・おいしい場所がたくさんありますが、
実はご当地グルメの“円盤餃子”が有名って知っていましたか?

 

今回は、福島駅の近くで食べることができる人気&絶品なお店をご紹介します。

福島駅で出張、福島駅へ寄り道する時にも、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

ある日の仕事おわり、東京駅から新幹線にのって福島駅へやってきました。思っていたよりずっと速い90分で、名古屋駅へ行くのとほとんど変わらない時間で着きました。

 

福島県は、ご当地グルメがいっぱい。

先ほども挙がった喜多方ラーメン、いかニンジン、白河ラーメン、郡山グリーンカレー、ネギそば……まだまだあります。その中で比較的有名な”円盤餃子”。

 

円盤餃子は、丸いお皿にところ狭しと餃子がいっぱい並んでいる餃子のことで、“ふくしま餃子”とも呼ばれます。

今回は、福島駅から歩いていけるふくしま餃子についてご紹介します。

 

福島駅おりてすぐいける「照井」

 

本店は飯坂温泉周辺にあるという餃子専門店「餃子 照井」は、福島駅東口を出てすぐ左手。大きな看板があるので迷いません。

 

平日夜の待ち時間15分、待合室だけでは間に合わず店外にも並んでいました。

 

カウンター越しに聞こえる餃子の焼ける音が心地いい。

一皿22個。1300円

1個が小さいとはいえ、22個も食べられないよ!という方は安心してください。ハーフサイズもあります。

 

一口目は、何もつけずにそのまま口へ運ぶと、皮が本当にサクサク。餃子を食べ始めて以来、冷めてもずっとサクサクしています。

 

細かく切られたキャベツの甘みと、控えめながらも存在感のある肉の旨み、そしてやっぱりキャベツの甘さにずっと酔いしれる。

 

オリジナル特製の醤油をつけて食べたとき、雷が落ちるような衝撃が。
「餃子にタレをつけて食べると、こんなにウマイのか」とありきたりの言葉しか出ないくらいビックリしました。

キャベツと醤油がしっかり絡み合って、ギューっと味が一つにまとまりました。最高。

 

 

餃子 照井 東口店

住所:福島県福島市栄町1-1 交番前
電話:024-523-0188
営業時間:11:00~15:00 / 17:00〜21:00(餃子なくなり次第終了)
定休日:火曜日

餃子

開店前から行列ができる「満腹」

ふくしま餃子発祥の店「元祖円盤餃子 満腹」は、福島駅東口から徒歩15分。



開店20分前に行くと、すでに15人以上並んでいました
 

駅から少し歩くけれど、有名な著名人のサインがたくさん飾られているぐらい訪れる人は多いです。

 

小さい一口サイズとはいえ一皿30個。1620円

 

きれいなキツネ色が美しい焼き目は、サクッと口当たりが良く、皮が薄いからすぐに破れちゃって餡がホロっと落ちてしまう。
なんとか落とさないように、全部口の中に入れてから、皮も餡もぎゅっと味わいます。

 

細かく刻んであるハクサイの甘みがダイレクトに口の中で広がって、あとから肉がじんわりと出てきます。

 

うす味の醤油少なめ&ラー油多めに入れると、味がキュッと引きしまるのもやっぱりイイ。


ふくしま餃子はタレがあって、初めて餃子が完成する気がする感じ。95点の餃子がタレをつけることで120点になってしまうような。

 

 

元祖円盤餃子 満腹

住所:福島県福島市仲間町1-24
電話:024-521-3787
営業時間:月・木・金 16:00〜(餃子なくなり次第終了)
     土・日 11:40〜(餃子なくなり次第終了)
定休日:火・水曜日

餃子

すぐ満席になってしまう「山女」は早めが吉。

 

福島駅東口から歩道橋を渡ると、「山女(やまめ)」があります。

 

創業昭和39年なので50年以上の老舗。

 

土曜日は17時スタートで、17:30についた時には満席となっていて、外で5人ほど並んで待っていました。

一皿20個 1,200円(税別)

 

一人の場合、ハーフありますよと確認してくれます。私自身も2回確認されましたが、一皿でお願いします、とハッキリ伝えました(笑)

 

ホクホクどころじゃない、ヤケドしそうになるぐらいする熱いので注意。

 

山女の餃子は、一面だけではなく全体的に焼かれていて、どの面もサクサク。見た目が揚げ餃子みたいでした。

 

冷やし中華のタレに似ていている、お酢ベースに醤油、一味トウガラシ少々。

 

野菜の甘みで、餃子自体があっさりしている分、タレを付けて少しピリッと、そしてお酢でキュッと味をまとまるおいしさ100点。

 

店員さんに伝えると出してくれる、タレに入れる生ニンニク。これもヤバい。

 

最後までサクサクしていて熱々で食べられる餃子でした。

 

20個の円盤餃子を食べた後、まだおなかに余裕のある方は、山女には水餃子もあるので、ぜひ頼んでみてください。

 

 

餃子の店 山女(ヤマメ)

住所:福島県福島市早稲町5-23
電話:024-523-1772
営業時間:平日 17:30〜21:30(餃子なくなり次第終了)
     土 17:00〜21:30(餃子なくなり次第終了)
定休日:日曜日・祝日

餃子

まとめ

 

福島県のご当地グルメ“ふくしま餃子”こと円盤餃子。

 

テーブルに運ばれた時に見る、大きいお皿いっぱいに並んだ餃子。このインパクトこそ、ふくしま餃子の醍醐味です。

外はサクサク、中はフワフワで、皮が破れるとほろりと中身が口の中でこぼれ落ちます。

 

野菜たっぷりの甘いやさしい味に、タレがあって完成する餃子。

ぜひ福島県へ行った際は “ふくしま餃子”チェックしてみてください。

 

 

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