大阪の高級歓楽街である北新地は、リッチでディープなお店が立ち並んでいますが、
安くておいしい、しかも夜中まで営業している餃子屋さんがあります。
包屯 は、決してオシャレとはいえませんが、どこかホッとする庶民的な雰囲気のお店。
今回は、知る人ぞ知る餃子の名店とも呼ばれている「包屯 」についてお伝えします。
「包屯 (ほうちゅん)」は、北新地でいうところの東側、新ダイビルというオフィスビルのすぐ近くにある餃子の名店。
北新地らしく(?)、平日は18時から、日をまたいで3時まで営業しているので、
二次会や三次会はもちろん、終電を過ぎてもう1軒というときにももってこいです。
そっと店内をのぞいてみると、席に座っている多くの人影が…!
今回は満席で難しいかな?またの機会にするかな…と諦めるのはまだ早いです。
ドア側に人が集まっているだけで、意外と奥の席が空いてチャンスがあるかもしれないので、
ぜひ一度ドアを開けて確認してみてください。
私自身も次回の楽しみにするかと考えながらダメ元でドアを開けてみると、
一番奥の席が空いていたので、入店することができました。
キッチンを囲むようにコの字となっており、カウンター13席のみなので、少人数向け。
餃子
定番のほうちゅん餃子と新感覚な湯葉餃子
包屯にある餃子は、すべて焼き餃子です。
- ほうちゅん餃子
ど定番の包屯名物の ほうちゅん餃子 は、1人前ひとくちサイズの8個。
スナック菓子のようにパリッパリに焼かれた皮が香ばしく、おつまみ感覚で食べられちゃいます。
しっかりした味付けにもかかわらず、ニンニクは控えめなのもうれしいポイント。
- 湯葉餃子
湯葉餃子 は包屯こだわりの一品で、餃子屋さんでもなかなか見かけることがない珍しいメニュー。
1人前3個です。
小麦粉の餃子の皮ではなく、湯葉で包んでいるので、
普段の餃子の皮よりもソフトですが、噛むたびにフワッと風味が感じられます。
お肉のジューシーさはありつつもあっさりしていて、
オススメのタレは湯葉餃子と一緒に出してくれる おろしポン酢。
この湯葉とおろしポン酢の組み合わせがたまらなく美味しいのです。
右のタレがおろしポン酢
餃子
王道から変わり種まで、いろんなタレで
餃子は全部で8種類あり、
紹介したもの以外には、鶏皮餃子、エビ餃子、手羽餃子、シソ入り餃子、ショウガ餃子、カレー餃子。
よく見る組み合わせから変わり種まで勢ぞろいです。
初めて出会った鶏皮餃子を注文してみたところ、23時ごろには終了しており食べることができませんでした。残念。
夜が更けてくると、売り切れてしまう可能性もありますので、ご注意ください。
どうしても食べたい場合は、早めに行くことをオススメします。
ちなみに、湯葉餃子にはおろしポン酢と一緒に食べることをお伝えしましたが、
他の餃子はしょうゆ、自家製のカラシみそ、お好みでラー油を合わせたタレをつけて食べるのが包屯流。
餃子
まとめ
今回は大阪・北新地にたたずむ「包屯」をお伝えしました。
ラーメン屋さんのような庶民的な店内で、
どの餃子もリーズナブルな価格で、とても北新地とは思えない(笑)
白いのれんに“餃子 包屯”と大きくプリントされており、しかも通りの角っこにあるので見つけやすいです。
定番のひとくち餃子から湯葉やカレーをはじめとした変わり種までいろんな餃子を食べられます。
大阪で夜遅くまで楽しみたい!という人は、「包屯」へ行くのもオススメです。
店舗情報
包屯 (ほうちゅん)
住所:大阪府大阪市北区堂島1丁目2-30
最寄駅:JR東西線 北新地駅 徒歩5分、京阪中之島線 大江橋駅 徒歩5分
電話:06-4798-7189
営業時間:月〜金 18:00〜3:00
土曜日 18:00〜0:00
定休日:日曜日・祝日 / 第2・4土曜日
席数:13席