●更新日:2023/11/23
タンメンと餃子がセットになったものは「タンギョウ」と呼ばれています。
「來々軒」は東京・木場にあるタンギョウが発祥した、行列ができることも多い人気店です。
数年前に餃子があることだけを知り、実際に食べた私はあまりの美味しさに言葉を失うほど感動しました。
私の餃子ライフを語る上で避けては通れないお店なのです。
今回再び足を運び、初めて餃子だけではなくタンメンも一緒に食べたので、
再レビューしていきたいと思います。
一度閉店したタンギョウ発祥の人気店
「來々軒」はタンメンと餃子のセットである「タンギョウ」発祥のお店として、
1959年(昭和34年)から愛されてきました。
しかし2008年(平成20年)に閉店して一度しまったのですが、
常連客だった人がお店を継ぎ、東京・木場で復活したという歴史があるのです。
東京メトロ東西線の木場駅と東陽町駅のちょうど真ん中ぐらいの位置で、永代通り(えいたい)沿いにあります。
カウンター11席とテーブル席が1つという大きくはない店内なので、満席の場合は外に並んで待ちます。
行列ができることもしばしば。
店内にある券売機で食券を購入して、店員さんに渡してから席に座るスタイルです。
ボリューム満点の大きな餃子が絶品
餃子は1人前5個ですが、ハーフサイズの3個でも注文ができます。
ジャンボ餃子とはちょっと違い、高さが1cm以上ありそうな丸くて大きな餃子です。
柔らかくて分厚い皮にお肉も野菜もぎっしり詰まっており食べ応え抜群。
噛むたびにお肉の旨みが感じるのと同時に、キャベツとニラのシャキッとした食感も楽しめます。
肉汁が凄いというのではなく、食べ進めていくにつれて味わい深くなるようなイメージ。
1つ1つが大きくてボリュームも食べ応えもあるのに意外と重すぎないのは、
餡の半分以上が野菜だからかもしれません。
オリジナルのラー油は辛すぎない絶妙な辛味があり、餃子の野菜とも絡み合ってとっても美味しいです。
卓上には、中華料理店でよく見る水餃子に付けて食べることが多い「鎮江香酢」という黒酢があります。
これをほんの少し付けて食べると、お肉の旨みがギュッと引き締まって少しさっぱりと食べられるのもまた良い!
タンメンもサービスの野菜も美味しい
最初にサービスでタンメン野菜が提供されることも來々軒の特徴。
タンメンを注文してもしなくても、席に着くとまずタンメンの野菜が出てきます。
私流の食べ方は、やっぱり餃子と同じで最初は何も付けずに野菜だけを食べます。
野菜自体にも味がついているので、そのままでも充分美味しいです。
それからお皿の端っこに自家製のラー油を少量かけて(ポイントは底に溜まっている唐辛子も掬うこと!)、
少しずつ野菜と混ぜ合わせていくのが私流(笑)
シャキシャキの野菜は、餃子の脂っこさを和らげる箸休めにもなるんだなぁと毎回思いながら食べています。
メインのタンメンは小サイズにしましたが、それでもあっさりとした塩味が効いたスープに、
中太縮れ麺とたっぷりと野菜が乗って、これもボリューム満点。
餃子はとびっきり美味しくて、野菜もたくさん摂れて、タンメンも食べ応えがって大満足でした。
まとめ
東京・木場にある行列ができる人気店「來々軒」を紹介しました。
タンギョウ発祥のお店ということで、今回餃子だけではなくタンメンを初めて食べましたが、
本当に美味しくて大満足でした。
私が餃子にハマったきっかけでもある來々軒の餃子は、
久しぶりに食べてもやっぱり美味しくて、より一層好きになりました。
テイクアウトもできるのですが、やっぱり店内で食べたい気持ちが強いので、
引き続き定期的に通っていこうと思います。
店舗情報
來々軒
住所:東京都江東区東陽3-21-4
アクセス:
・東京メトロ東西線 木場駅 2番出口から徒歩4分
・東京メトロ東西線 東陽町駅 1番出口から徒歩7分
電話:03-6458-6368
営業時間:10:30〜15:00 / 17:00〜20:00
定休日:水曜日、第1・3木曜日