突然ですが、中華料理チェーン店と聞いてパッと出てくるのは、“餃子の王将”ではないでしょうか。
元々は餃子の王将からのれん分けした“大阪王将”と、名前がよく似ていて間違えてしまいそうな餃子屋さん「大阪王」を見つけました。
大阪王将じゃないん? “将”の付け忘れ!?と思うかもしれませんが、本当に大阪の王と書いて「大阪王」です。
今回は主に大阪でしか出会えない「大阪王」という餃子屋さんについてお伝えします。
正式には「餃子酒飯 大阪王」という餃子屋さんは、テイクアウト専門含めて大阪8店・兵庫2店の10店展開されています。
お店によって外観がちがうのも魅力的で、ちょっとリッチな中華料理店のような京橋総本店、白い大きなちょうちんに餃子王の文字という道頓堀本店。
10月12日17時から大阪王のセカンドブランド「餃子王」が道頓堀にオープン致します。
餃子をもっと美味しく、もっと身近に をコンセプトに店内調理に拘った数々のお料理、そしてドリンクにも驚きがいっぱい。地場の大阪産に特化したここでしか飲めないドリンクも数多くご用意しております。 pic.twitter.com/m7rTiGeufp— 餃子専門店大阪王 餃子マイスターM (@osakaou) October 11, 2017
またランチからオープンしている店舗が大半ですが、主に京橋総本店・道頓堀本店はランチをしていない曜日もあるため、事前にチェックしましょう。
今回は、以前にお伝えした大阪・焼肉の街“鶴橋”にある「餃子屋さん 味力亭」とハシゴで餃子となったため。「大阪王 鶴橋店」へ行きました。
鶴橋駅から歩いて5分もかからない近さ、オレンジ色の大きな看板が目印となってパッと見つけやすいです。
近所のラーメン屋さんのような外観から、のれんをくぐると木目調のやさしい空間が広がります。
餃子
個性ハッキリ焼き餃子・シソ・エビはどれもハズせない
餃子王の名物である餃子は、極旨の焼き餃子、しそ餃子、エビ餃子の3種類。
大きなお皿に一緒に盛り付けて運ばれてくると、店員さんの説明をしっかり聞いて覚えないとわからなくなる場合も多いですが、餃子王はどれがどの餃子か一目瞭然です。
焼き餃子
キレイなキツネ色に焼かれた焼き餃子は、たっぷり入っているお肉がとにかくジューシーで、シュウマイを食べている感覚。
ニオイの少ないニンニクを使っているので、ガッツリ感じるわけではないけれど後からやさしくフワッと広がるから食べやすいです。
ショウガ餃子かな?と錯覚してしまうほど、大阪王の特徴でもあるショウガが印象に残ります。一般的な餃子よりも多く、かつ大きめに切っているからこその風味。
お酢でキュッと締めて食べてもよし、カラシをつけても案外合いました。
シソ餃子
鮮やかな緑色のシソ餃子は、皮とシソで具材を包んでいるように見えるほど豪快。
でもひとくち食べると、シソの香りがフワッと鼻腔をくすぐる上品さは、探求を重ねた成果でしょう(どの目線←)。
シソが強すぎず弱くなく絶妙でクセになります。
エビ餃子
餃子1個に対して、エビが1匹入っているからプリップリな食感を楽しみながら、おいしく食べられます。
塩をつけて食べると、エビの甘さが引き立って文句なしのカンペキな味になりました。
餃子
デザート餃子・グラスにもこだわっています
デザート餃子
焼き餃子以外にもメニューにあったデザート餃子は、アンコの入ったアッツアツの焼き餃子と冷たいバニラアイスを一緒に。
初めてのチャレンジでしたが、アンコとバニラの組み合わせに間違いありませんね。しかも熱いものと冷たいものの見事な融合は、これまで出会ったデザート餃子の中でも群を抜いて美味でした。
ラー油とグラス
具入りのラー油は、トウガラシが入っているけど、ゴマ油がたっぷりなので、甘みが際立って、ちょい辛となっています。
しっかり味のついた大阪王の餃子に相性バツグンでした。
瓶ビールのサッポロに合わせて、ビアグラスにもサッポロビールのロゴ付いており、ハイボールやウーロン茶のグラスには、大阪王・No Gyoza, No Lifeの文字がプリントされていてカワイイ。
餃子
まとめ
今回は、ほぼ大阪にしかない餃子屋さん「餃子酒飯 大阪王」をお伝えしました。
創業以来、効率や値段ではなく、おいしさをトコトン追い求めている焼き餃子は、皮はカリッと・中はジューシーが当たり前、その先のステージにいるように感じました。
お肉の旨みとショウガの風味、後からやってくる控えめなニンニクのハーモニー……シソ餃子やエビ餃子も食べごたえあり。
製造工場直売店・梅田阪急店・西宮阪急店はテイクアウト専門、またオンラインストアもあります。
大阪へ訪れた際は、他では出会えない「餃子酒飯 大阪王」へ一度行ってみてはいかがでしょうか。
餃子酒飯店 大阪王 鶴橋店
住所:大阪府大阪市東成区東小橋3丁目13-21
最寄駅:JR大阪環状線 鶴橋駅 徒歩4分
電話:06-7502-5209
営業時間:12:00〜22:00 餃子売り切れ次第終了
定休日:なし
席数:23席(カウンター9席・テーブル14席)
公式ホームページ