中目黒に餃子が名物な、台湾料理を食べられるお店があるらしい・・・そんな噂を嗅ぎつけて行ってきました。
中目黒駅東口を出て、中目黒ゲートタウンというオシャレなショッピングモールを抜け、そのまま東急東横線に沿いながら、西にある祐天寺駅の方へ2分ほど歩くと路地が見えます。
路地を入ると焼き鳥・もつ焼き・モツ鍋屋さんがあり、それらに囲まれるように東京と台湾を結ぶお店「東京台湾」がありました。
ユニークな台湾風のマッチョな男性がダンベルを持ち上げているイラストが目印。
元々は月曜日の夜だけ営業するという伝説的なお店だったため、なかなか足を運ぶのは至難のワザでした。
ですが移転にともない水曜日以外も行けるようになり、若い人も中心に人気店となりました。
テーブル席と畳に座敷の席あわせて26席とこじんまりした隠れ家のような店内は、創作台湾料理屋さんということで、お茶器や湯のみ、カゴバッグが店内のあちこちに飾ってあり、まるで台湾に来た気分になりワクワクしてしまいます。
注文方法はテーブルの上に置いてある伝票に書いていくという、台湾の小籠包屋さんでよく見るスタイル。店員さんが丁寧に料理の説明をしてくれます。
餃子
水餃子はタピオカ粉を使ったモッチモチで肉汁たっぷり
名物水餃子
4個 500円
分厚い皮にはタピオカ粉も混ぜられているので、モッチモチを通り越した凄まじい弾力性。
もちろんできたてなのでヤケドに注意なアッツアツ加減ですが、冷めてしまうと皮が硬くなってしまうので、猫舌さんには食べるタイミングが難しいですね(笑)
肉汁があふれ出てくるので、最初のひと口は小籠包を食べるようにちょっと齧ってまずは肉汁を吸っていただきます。
日本で食べる水餃子とはちがい、スパイスが効いているとはいえ薄めの味付けとなっているので、何度も噛み締めることでじっくり味わいましょう。
その後に台湾の香辛料が効いた特製の甘いタレをつけていただくと2度おいしいです。
餃子
4個の羽根つき焼き餃子はそのままで食べられます
焼き餃子
4個 480円
餃子4個で、芸術のようなキレイな羽根つき焼き餃子となっている豪快さ。
羽根にもほんのり味が付いているのか、羽根だけでお酒が進んでしまいました(笑)
「餃子自体に味が付いているのでそのままでお召し上がりください」ということで、
そのまま食べてみると、スパイスが感じられるにも関わらず、お肉や野菜がぎっしり入った餡は甘みがあって、全体的上品な味付けで食べやすかったです。
餃子
餃子以外も個性的で絶品なメニューばかり
カラアゲは背の高い盃に似た器にのっていて、高級料理のような雰囲気がありビックリ。
台湾の定番メニューの1つであるルーロウ飯は、お肉のタレと半熟卵の絡み合うことで思わず唸ってしまうほどの極上のおいしさ。
東京台湾オリジナル「ドラゴンハイボール」は、紹興酒のソーダ割りにレモンスライスと干し梅をプラスしたもの。
なかなか珍しくハイボールなので、始めは“??”と味に戸惑ってしまいますが、どんどん味が馴染んでいくことでおいしくなり完全にハマりました。
杏仁豆腐以外は香辛料がよく効いていて、創作料理だけあって他では食べられないものばかりでどれも新鮮です。
日本にいながら、数時間フラッと台湾へ旅をしたような気分になりました。
餃子
まとめ
今回は台湾気分が味わえる中目黒にある「東京台湾」をお伝えしました。
満席になってしまうこともあるので事前に予約するのがオススメ。また水餃子や一品料理、ルーロー飯などお持ち帰りしてお家で食べるのもイイですね。
日曜日以外はランチも営業していますので、ぜひ一度行ってみて個性的でおいしい台湾料理を食べてみてください。
東京台湾
住所:東京都目黒区上目黒2−14-1
電話:03-6451-2499
営業時間:12:00〜14:00 / 17:00〜23:00
定休日:水曜日・第1・3火曜日