うだるような暑さが過ぎ、キンモクセイの香りが漂い鈴虫の鳴き声が聞こえてくると、今年も秋がやってきたんだなぁと思いますよね。
秋になると読書の秋やスポーツの秋、芸術の秋、そして食欲の秋……といろんな秋が言われます。そんな中でも食欲の秋・特に秋の味覚といえば柿や栗、さつまいも、かぼちゃが有名ですが、キノコ類も外せない食材の一つなんですよ。
今回はキノコ類であるシイタケが主役、名前もそのまんま「きのこ餃子」を取り寄せて食べてみました。今までキノコが入っている餃子を食べたことがある人もない人もぜひ読んでみてくださいね。
シイタケの栄養効果
前提として菌類であるキノコ類には特に女性にとって嬉しい栄養素がいっぱい含まれていますが、今回はシイタケの栄養素について見ていきましょう。
食物繊維
腸を刺激して動きの活性化させる食物繊維が豊富なので、お腹の調子を整えてくれます。
またキノコ類は満腹中枢に刺激を与える不溶性食物繊維のため、ダイエットや肥満予防にもピッタリ。
低カロリー
1個12g前後あたり2Kcal、仮に100gたっぷり食べても18Kcal!低カロリー。
食物繊維によって満腹中枢を刺激するから、低カロリーだけではなく満腹感も得られる点も嬉しいですね。
ビタミンD
骨や歯を丈夫にするために欠かせないビタミンDが豊富。骨がもろくなり骨折の原因となりやすい骨粗しょう症予防に必要な栄養素の一つです。
よりたくさんビタミンDを摂りたいなら、生シイタケよりも3倍近く多く含まれている干しシイタケがオススメ。
免疫力&代謝アップ
糖分をエネルギーに変換するビタミンB1、脂質の代謝に重要なビタミンB2が多く含まれるため、代謝アップにつながるといわれています。またβグルカンという成分が免疫力を高めてコレステロール値の上昇抑制、血圧や血糖値上昇を抑えます。
代謝が上がることで肌のターンオーバーが促進されて、肌荒れ防止や美肌効果も期待できそうですね。また免疫力アップだけではなくガン予防にもなるんだそう。シイタケって最強!?
【余談】お店でシイタケ餃子といえばココ!
ここまでシイタケについてピンポイントで説明してきたのか、それは今回お伝えする餃子の主役がシイタケだからです。実は餃子の具材にシイタケを入れると、シイタケの味が染みわたってとっても美味しいんですよ。
とはいえ、これまでに食べたことがない人にとっては「餃子にシイタケ?」とピンっと来ないかもしれません。
私も東京・秋葉原に本店がある中華料理「和合餃子」で、シイタケ焼き餃子に出会って初めて知りました。シイタケの旨みがこれでもかというほどにマッチしていて完全に虜。何度通ったことか、そして何人の友人にすすめてきたことか(笑)
普段シイタケが苦手で食べられない友人が美味しいと言ったシイタケ焼き餃子なので、近くへ行く機会があればぜひ一度騙されたと思って食べてみてほしいです。
シイタケ農家が手がけるキノコ餃子
宮崎県都城市(みやこのじょう)にある大杉しいたけ園は、代々続くシイタケを専門とする生産農家。
東京ドーム約10個分という広大な山林で自然栽培かつ無農薬で育てているだけではなく、一年間通して美味しいシイタケが食べられるよう工夫を凝らした菌床で栽培しています。
*しいたけ生産量について日本全国で見ると、宮崎県は干し椎茸はトップ3、生椎茸はトップ10に毎年ランクインしています。
大杉しいたけ園のオンラインショップでは生シイタケや乾燥シイタケはもちろん、炊き込みご飯の素やシイタケ茶、そしてキノコ餃子などの加工商品を取り扱っています。これらは都城市ふるさと納税の商品だそうです。
薄皮からシイタケの風味がスゴイ!
1パック12個入りの冷凍生餃子。餃子を並べて焼くと皮同士がくっついてしまい、食べるときに破れてしまうのはお約束なくらい皮がとっても薄いです。
何回チャレンジしても餃子1個だけを、破ることなく箸でつかむことができませんでした…(笑)毎回必ずどこか破れていました。
薄皮に包まれているのは細かく刻まれたシイタケときくらげ!!具材の80%以上は占めているんじゃないか!?思うくらい、たくさん入っているので風味が豊か。
そのままで充分美味しいのはもちろん、付属のタレと一緒に食べても◎。
だけど豚肉がきちんと入っているおかげで、餃子のジューシーさがしっかりと感じられるから食べ応えあり。ペロッと食べられちゃうから6個では何だかもの足りず、一度に1パック12個食べることもしばしば(笑)
まとめ
今回は餃子では珍しい、シイタケがメインの「きのこ餃子」についてお伝えしました。
しいたけ専門農家によるシイタケときくらげがたくさん入ったきのこ餃子はリピーター続出中。
今までシイタケが入った餃子を食べたことがない人はもったいない!餃子とシイタケの
相性の良さを味わってみてほしいです。
ぜひ一度きのこ餃子を取り寄せて食べてみてください。