大分・別府「湖月」日本最古の餃子は絶品すぎた

 

●更新日:2024/05/19

先日、焼き餃子協会の小野寺力さんによるソーシャル餃子フェスに参加しました。

 

 

全国各地のお取り寄せ餃子を食べるという内容で、その中にずっと食べたかった湖月の餃子が!!

 

今回は念願の湖月の餃子についてレポートします。

日本最古の餃子専門店

湖月(こげつ)」は、大分県別府市にある1947年創業の餃子専門店です。
これは日本最古と言われています。

福岡県久留米市出身の創業者が単身で満州に渡って料亭を開業し、そこで餃子やラー油の作り方を学び、戦後日本に引き上げてきました。

戦後の久留米市は焼け野原だったことから、縁があり別府市で創業したそうです。

本店は、別府のアーケード街、ソルパセオ銀座商店街の脇の細い裏路地にあります。

前店主が亡くなって休業しましたが、一年後に娘姉妹が営業を再開しました。
別府本店のメニューは、創業時と変わらず今も焼き餃子と瓶ビールのみです。

有名人気店ですが、現在の席はたった7つ。営業時間が限られていることもあり、店の前に行列ができることは日常的な光景です。

久留米店は2019年に姉妹店として開業し、本店と同じ餃子を提供しています。

包み方と形が唯一無二!?

今回は湖月の冷凍餃子を焼いて食べました。

 

別府本店の営業は金・土・日の週に三日間だけですが、水と木曜日の二日間かけて、
天気によって小麦粉に混ぜる水の量を調整しながら、皮作りをしているそうです。

シュウマイの皮でよく見られるように、湖月の皮は四隅を斜めに切り落とした四角形で、
焼くと具材が透けて見えるほど、超をつけたいぐらい薄皮でビックリしました。餃子を持ったときに本当に軽いです。

包み方が特徴的で、両端を半分に折りたたんでから真ん中を折りたたむスタイルでした。

キャンディ包みとも違い、一般的なヒダを作って端から端まで隙間がないように閉じないこの餃子のフォルム、初めて見ました。

肉っぽいけど止まらない餃子

具材は豚肉とキャベツとタマネギがメインで、他にはニンニクと生姜と調味料とシンプルです。

サクッとクリスピーな食感で軽くて小ぶりながら、
キャベツとタマネギの甘み、そして肉の旨みをしっかりと感じられる餃子で美味しいです。

ジューシーで肉汁滴るというのではなく、噛むたびに肉の旨みが口いっぱいに広がる感じ。

肉を味わえるのに一個が本当に軽いから食べた気が全然しません(笑)。

パクパクとおつまみのように食べられちゃうんだけど、酒のアテとしてではなく、餃子を味わっているというのはちゃんとあります。
一個食べ終わったら、すぐに次の一個を食べたくなる不思議(笑)

あっという間に1パック10個を完食してしまい、おかわりするべく第二弾を焼きました(笑)。

まとめ

今回は日本最古の餃子専門店といわれる、大分県別府市に本店を構える「湖月」を紹介しました。

創業時からおよそ80年、伝統との味を引き継がれてきた餃子。

小ぶりの薄皮で軽いけど肉をしっかりと味わえて満足できる餃子はなかなか珍しいと思います。
おかわりも最後の一個まで本当に美味しく食べました。

冷凍の餃子でも本当に満足しましたが、次は実際に店舗へ行って食べてみたいです。

店舗情報

湖月 別府本店
住所:大分県別府市北浜1-9-4
アクセス:JR九州 日豊本線 別府駅 東口から徒歩5分
電話:0977-21-0226
営業時間:14:00〜19:00 (売り切れ次第終了)
定休日:月〜木

 

 

 

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