新丸子「瓦奉店」の水餃子が弾力モッチモチ皮が最高

 

●更新日:2023/05/15

 

日本で餃子といえば“焼き餃子”を思い浮かべると思いますが、
実は本場と呼ばれる中国では一般的に“水餃子”のこと。

水餃子は油を使わない分、ヘルシーで、スープに入った水餃子はカラダがぽかぽか温まるし良いですよね。

 

今回は本場中国の味!
本格的な絶品の水餃子が食べられる「瓦奉店」についてお伝えします。

新丸子駅の西口を出て、すぐ右側を3分程度歩くと左手にあります。

写真は夜に撮ったのでわかりにくいかもしれませんが、まるでドラマや映画に出てきそうなレトロな喫茶店みたいなお店。

ここが「本格水餃子専門 瓦奉店(がぼうてん)」です。


おしゃれなのは外観だけではありません。
映画の美術さんが手がけたそうで、店内もオシャレという言葉だけでは物足りない、
小さな空間のなかでもホッとできる場所となっています。

 

緑茶に近い若葉色の壁に、
古来縁起が良いといわれているフクロウ(梟)の置物がいろんなところにあって、可愛らしい雰囲気ですね。

 

 

餃子

ニンニク・ニラが入っていない水餃子

瓦奉店の推しメニューは“水餃子”、
その理由は、中国・満州の人から学んだ家庭の中華料理がルーツ。

日本では圧倒的に焼き餃子屋さんが多いので、水餃子専門店は意外と少ないんです。

 

こちらでも書いたとおり、本場の中国では水餃子が主流。
日本にある中華料理店では水餃子が美味しければ本物!という定説をこっそりと信じている私です。



餃子は8個入り。
熊本県産の無添加小麦粉で作っている皮は、これまでの餃子とは全然ちがう圧倒的な弾力とモッチモチ食感

本場中国の餃子には、ニンニク・ニラは入れないので、
瓦奉店の水餃子も香りの強い野菜やニンニク、そして化学調味料は一切なし。


ショウガをベースにした豚肉・キャベツ・ねぎとシンプルな食材で作った餡は、
肉の旨みがキュッと包み込まれているような感じでやさしい味がしました。

 

箸で掴んでもすべり落ちるほどにツルツルとしていて、口当たりもやさしくて、何個でも食べられちゃいそう。


シンプルでやさしい味だから、しょう油・酢・ラー油、別々にそれぞれをつけて食べると、
味が驚くほど変わるし、しかもどれもマッチするからやみつきになりますね。

 

餃子

元栄養士が手がける薬膳メニューも人気

一人で切り盛りしている女将さんは元栄養士。
栄養士での経験を生かした薬膳特製スープ餃子薬膳豆豉チャーハンなど、薬膳シリーズもお店の人気メニュー。


このチャーハンは、五臓発汗・抗酸化作用があるらしく、カレーとも香辛料とも違う、
これまできっと出会ったことがない独特の辛さがきっと効くのでしょう。

 

餃子のシンプルさとのギャップが楽しく、チャーハンと餃子の往復を繰り返していました。

ちなみに薬膳メニューを頼むと、プラスで3個餃子の注文も可能なので焼き餃子をオーダー。

 

水餃子を焼いていると思うのですが、焼くことで香ばしさが加わるからか同じ餃子とは思えないという不思議。
もっちり感は健在です。

テイクアウトは餃子だけではなく餃子弁当や薬膳の小鉢もあります。
ランチ限定の餃子・味噌汁・ライスの餃子定食もお得感満載ですね。

 

餃子

まとめ

今回は、神奈川県川崎市にある新丸子駅の「水餃子専門店 瓦奉店」についてお伝えしました。

中国・満州出身者直伝の水餃子は、なんと満州の家庭料理を求めて中国人が通うほどだそう。

本格的なムダのないシンプルな水餃子はもちろん、薬膳メニューも食べてみる価値あり。

水餃子と焼き餃子は取り寄せもできるので、
気になる人は公式ホームページからチェックしてみてください。

店舗情報

本格水餃子専門 瓦奉店(がぼうてん)

住所:神奈川県川崎市中原区新丸子町691-1 1F
電話:044-711-8948 (夜のみ予約可能)
営業時間:11:30〜14:00(火・金は12:00〜) / 17:00〜20:30
定休日:月・火曜日

 

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