大阪・鶴橋といえば焼肉の街として有名ですが、ここ10年でコリアンタウンとしても人が多く集まるようになりました。
意外に思うかもしれませんが、そんな鶴橋にも知る人ぞ知るおいしい餃子屋さんがあるんです。
今回は、駅から歩いて5分、落ち着く空間が広がる「餃子屋さん 味力亭」をお伝えします。
“鶴橋(つるはし)駅”は、大阪駅からJR大阪環状線にのって直通16分で着きます。
大阪で焼肉食べるなら鶴橋と言われるくらい、駅に降り立つとただようおいしそうな肉を焼く香り。駅の下は焼肉屋さんが立ち並ぶ路地となっており、まさに焼肉天国。
お腹いっぱい焼肉を食べた後、残り香とともに電車にのって帰るところまでがお決まりなんです。
開店前から行列ができる「空」は、食べなきゃもったいないイチオシのホルモン、アゴ肉や肺など珍しい部位も、新鮮においしく食べられる超人気店。
安くておいしいものに厳しい大阪人が並ぶということは、ホンマもん!
また鶴橋は大阪のコリアンタウンがあるので、女子高生や大学生など若い女性もよく見かけます。
韓国コスメや雑貨屋さん、キムチ屋、韓国料理店が多く立ち並ぶ商店街となっており、平日でも賑わっています。
餃子
「味力亭」は古き良きホッとする餃子屋さん
JR鶴橋駅の中央改札口を出て、千日前通りを東へまっすぐに歩くこと約5分。
「餃子屋さん 味力亭(みりょくてい)」は、大きめの十字路交差点の手前、右手にあっる黄色い看板が目印です。
カウンター8席とお座敷6席のこじんまりした、どこか懐かしい昭和感たっぷりの古き良き老舗店。
16時から空いているので、オヤツとしても、少し早めの夕ごはんでも、飲み会の前にちょっと0次会として食べるのも良いですね。
メニューは焼き餃子4種類、水餃子・スープ餃子と、おつまみ10種・ライスなどご飯類があり、店主さんが一人で切り盛りしています。
- 味力亭(みりょく)餃子 7個280円
- 味鶴(みかく)餃子 7個280円
- 野菜餃子 7個280円
- しそ餃子 7個300円
- 水餃子 6個370円
- スープ餃子 6個470円 (麺入り+220円、焼き豚入り+250円)
餃子
定番の焼き餃子だけど、4つとも個性的
どれも個性的な焼き餃子を順番に紹介していきます。
味力亭餃子(みりょくてい)
7個280円(上段)
言うまでもなくお店名物・定番である味力亭餃子は、キレイなこんがりキツネ色のパリパリ薄皮で、ひとくち食べるとガツンとくるニンニクが最高。
これぞ王道のニンニク入りの焼き餃子代表という風格があり、ひとくちサイズなのでパクパク食べられて、何個でも食べられちゃいそう。
味鶴餃子(みかく)
7個280円(下段)
見た目は味力亭餃子と同じ、こんがりキツネ色のキレイな味鶴餃子ですが、ニンニクが一切入っておらず、豊かなショウガの風味がフワッと広がります。
味力亭餃子とのギャップの大きさにビックリしながらも、あっさりとして食べやすくペロッと一皿完食しちゃう軽さ。
野菜餃子
7個280円
鮮やかな緑色の皮で包まれた野菜餃子は、お肉がまったく入っていない正真正銘の野菜だけの焼き餃子。
お肉がない分あっさりした印象を受けますが、キャベツの甘みが広がるやさしい旨みが沁みます。
最初はタレをつけずにしっかり噛んで甘みを味わってほしいです。
しそ餃子
7個300円
キレイな焼き色の餃子と、横に添えられた赤いソースを見て、ケチャップ!?とおバカな発言をしてしまった私ですが、これは梅肉です。
餃子1個に対して豪快にシソ1枚がそのまま入っているのではなく、控えめにふんわりとシソが入り込んでいるタイプの餃子。
シソの風味と、梅の酸味がキュッとよく混ざり合って見事に調和する感じが新鮮。
餃子
まとめ
大阪で有名な焼肉の聖地であり、コリアンタウンとして賑わう鶴橋にある、「餃子屋さん 味力亭」を今回お伝えしました。
田舎のおばあちゃん家を思い出すような、どこかホッとする懐かしい雰囲気のある店内で食べる、ひとくちサイズの薄皮餃子は粋ですよ。
ニンニクをガツンと味わいたい時にピッタリな“味力亭(みりょくてい)餃子”は、私かなりのお気に入り。
ガッツリ焼肉、韓国グルメもいいけれど、たまには鶴橋で、THE餃子を食べてみるのはどうでしょうか?
餃子屋さん 味力亭
住所:大阪府大阪市東成区東小橋3丁目20-32
最寄駅:JR大阪環状線 鶴橋駅 徒歩5分
電話:06-6981-5671
営業時間:平日 16:00〜3:00
土 12:00〜3:00
日・祝 12:00〜0:00
定休日:第5月曜日
席数:8席