突然ですが、エッグタルトを食べたことはありますか?
マカオでは100%知っている人気のスイーツであるエッグタルトですが、日本でも広まっているとはいえ、いつでもどこでもすぐに買って食べられるとはまだまだ言いがたいかもしれません。
サクッとした生地と香ばしさ、卵の甘さが広がるカスタードクリームの絶妙なバランスがやみつきになるので、一度食べたことがある人は無性に食べたい!という日もあるのではないでしょうか。
無性に食べたいけどなかなかお店で見かけない…なら家で作ってみよう!という発想になったところ、なんと余った餃子の皮でも作れることが判明。
今回は餃子の皮を使ったアレンジレシピ・エッグタルトを作りました。
エッグタルトひとくちサイズの卵が主役としたカスタードクリームが入ったパイ生地のタルトで、2000年以降日本でもよく食べられるようになりました。
マカオに本店がある「アンドリューのエッグタルト」が、台湾や香港を中心にエッグタルトブームの火付け役となって日本にも上陸。
広まったキッカケはマカオで生まれたアンドリューのエッグタルトですが、元々はポルトガルの伝統的なお菓子“パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)”を食べた時の感動からアレンジして作られたもの。
あ、確かにマカオは1999年までポルトガル領(海外領土)だったのでルーツを聞いても納得ですね。
ステル・デ・ナタはポルトガルの首都・リスボンにある有名な世界遺産“ジェロニモス修道院”で生まれたそうです。
リスボンにある1837年創業の「パステル・デ・ベレン(Pastel de Belém)」はいつも行列ができている老舗の専門店。
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食べたいけど売っているお店が見つからない!
私はアンドリューのエッグタルトを実際に食べたことがあるのですが、卵をメインにして作るカスタードのやさしい甘さがどの洋菓子にもなく新鮮で、あまりの美味しさに感動しました。
それ以降チーズタルトよりもエッグタルト派になったのですが、実はアンドリューのエッグタルトは関西に数店舗しかないため、上京してから5年近く食べておらず…。
とはいえエッグタルトを作っているベーカリーやカフェもあるとは思いますし、最近コストコ(Costco)で発売されたパステル・デ・ナタが美味しくてコスパ抜群という噂を聞いたのですが、いつでも手軽に買えたらいいのになあ…と内心ずっと思っていました。
だから作っちゃいました、しかも餃子の皮で(笑)
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餃子の皮でエッグタルトを作ってみた
餃子を作ると余りがちな餃子の皮でエッグタルトが作れると知った私は、さっそくたまごソムリエの資格をもつ料理研究家・友加里さんのレシピを参考にして実践しました。
・卵 1個
・餃子の皮 7枚
・牛乳 100ml
・砂糖 大さじ1
・バニラエッセンス 適量
手順
1. 卵→ 砂糖 → 牛乳の順に1つずつ入れて混ぜます。
*全部一度の入れるのではなく、1つの食材を入れて混ぜて、混ざったら入れて混ぜ合わせるイメージです。
2. なめらかなエッグタルトにするために、漉し器を持っている人はい一度漉しましょう。
3. シリコンカップや耐熱器(オーブン用のアルミホイルカップでも可能)に餃子の皮を敷いて、①を入れます。
4. 焼き目がつくまでオーブンで焼きます。
*私は200℃のオーブンで20分程度でしたが、オーブンをチェックしながら調整を。
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作った感想と反省点
簡単に揃う材料で簡単にエッグタルト風のおやつを作ることができてビックリ、そしてとろっとろのカスタードから卵の甘みが口いっぱいに広がってハッピーな気持ちになりました。
ですが餃子の皮1枚の場合どうしてもタルト部分が薄くなってしまうので、2・3枚重ねるとよりエッグタルトっぽくなるのかな〜と思いました。
調べてみると家でエッグタルトを作るときは一般的にはパイシートを使うみたいなので、安価な餃子の皮で節約しちゃいいましょう。
小麦粉を15gぐらい加えるだけでカスタードクリームになるので、次作るときは小麦粉入りでチャレンジしようと思います。
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まとめ
日本ではエッグタルトとして親しまれているポルトガルの伝統料理・パステル・デ・ナタを、今回は餃子の皮で作ってみました。
混ぜてカップに入れて、あとはオーブンで焼くだけの超簡単おやつ。
卵と牛乳と餃子の皮が数枚あればできるので、おやつとして食べたいときや餃子の皮が余ったときにもぜひチャレンジしてみてください。