
″珉珉(みんみん)″という名前の餃子屋さんは、宇都宮や大阪などたくさん見かけますが、ココ赤坂の珉珉は全然関係ありません。
はるか昔に元となったお店でもあるのでしょうか。はたまた縁起の良い言葉なんでしょうか。私自身、現時点では謎に包まれています。
餃子を酢コショウに付けて食べるというスタイルも一般的になってきましたが、東京・赤坂にある老舗の中華料理店でこの組み合わせが生まれました。
今回は、東京・赤坂にある「珉珉(みんみん)」についてお伝えします。
住所は“東京都港区赤坂”ですが、歩いて15分かかる東京メトロ千代田線 赤坂駅よりも、乃木坂駅の方が約半分の8分で行くことができます。
東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営地下鉄大江戸線がとおっている青山一丁目駅からも10分ぐらいで行けるので、いろんな駅からいけるアクセスの良いお店です。
路地入ったところにこっそり佇んでいるので、道なりに真っ直ぐ歩くと見落としちゃうかもしれません。
お店の前で並んでいることも、予約でいっぱいなこともしばしばあるほど、平日の夜でもお客さんがたくさんいて大変な賑わい。
餃子
餃子を待っている間のお通しもウマい
注文してから餃子を食べるまでに少し時間がかかります。その間はビールを飲みながらお話しながら待ちましょう。
ダイコンのお漬けもの・白髪ネギ・肉みそ・揚げニンニクがのっている珉珉(みんみん)の名物のひとつであるお通しが出てきました。
“混ぜて食べてね”と女将さんにいわれた通りにして、全体的に混ぜてから口に運ぶと、まあ予想どおりおいしいのです。
初めて食べる組み合わせなのに最強。お漬けものとミソとネギが絡んで、揚げニンニクの香りが口いっぱいに広がって、完全にお酒のアテ。
メインの餃子を食べるまでに1杯空いちゃうじゃないかというぐらい、ビールがグイグイすすんでしまいます(笑)
餃子
元祖・酢コショウと食べる焼き餃子
6個 600円
焼き餃子のタレは女将さんが作ってくれる酢コショウのみ一択。
1965年にオープンした老舗中華料理店の珉珉(みんみん)は、餃子を酢コショウにつけて食べることを始めた、いわゆる酢コショウタレの発祥なんです。
お肉とニラがたっぷり入った少し大きい餃子。
粗めのお肉と大きく切った野菜に、しっかりした味付けされて餡が作られているので、何も付けずにそのまま食べても充分満足できます。
そこに酢コショウをつけると、一気に酢の酸味が効いて一気に餃子の味がキュッと締まり食べやすくなりました。
餃子
揚げ餃子のカリカリ食感がたまらない
6個640円
焼き餃子と酢コショウの相性にも驚いたけれど、それ以上に個人的にビックリでした“揚げ餃子”
ひとつがカラアゲのように大きくて、焼き餃子と同じくお肉と野菜がギッシリ詰まっていて、こんがりと香ばしい。
噛むたびにきこえるカリカリという音。
このクセになる皮のカリカリ食感と、あったかい餡がじんわり広がるおいしさは、食べごたえアリ。
ひとくち食べると病みつきになります。
揚げ餃子も抜群に絶品なので、一度食べてほしい。
餃子
まとめ
平日でも予約がいっぱいになるぐらい老舗の人気店「珉珉(みんみん)」をお伝えしました。
お店2大名物は、“焼き餃子”とニンニクとニラがたくさん入っていると“ドラゴン炒飯”です。お客さんの半分以上がこの2品を頼んでいるといっても過言じゃありません。
食後のニオイがハンパないので、お口のケアは充分に。
お外で待つことも多いお店なので予約なしで入れたらラッキーですが、確実に食べるためにはやっぱり予約がオススメ。
珉珉(みんみん)
住所:東京都港区赤坂8-7-4
電話:03-3408-4805
営業時間:11:30〜14:00
17:30〜22:30
定休日:日曜日・祝日