餃子のおんがえしを読んでみた。クスッと笑えるエッセイ集!

 


一度見ると頭から離れない、タイトル・著者・かわいいイラストの表紙、
そして餃子好きは反応してしまう本を発見しました。

餃子のおんがえし』は、
居酒屋の店主の経験をもつ、料理エッセイスト・じろまるいずみ氏による初著書・初エッセイです。

ホントに!?と思うような面白い話ばかりで、読後少し元気になりました。読んで良かったです。

今回は、この本についてお伝えします。

 

著者について

著者の“じろまるいずみ”という名前、一度聞くと忘れられない珍しくてインパクトがありますよね。

ペンネームかな?と思いきや、以前の夫の名字のため著者にとってはかつての本名なんだそう。

現在の本名とは違うものの、“じろまるいずみ”を気に入ってそのまま使用しているとのことです。

 

調べてみると、ルーツは岡山県や大分県で、次郎丸あるいは治郎丸と書くそうです。

 


以前は名古屋で居酒屋を営んでいましたが、
現在はお店をしめて東京に住み、料理のワークショップやレシピを交えたエッセイを書いて活動中。

今回のエッセイ『餃子のおんがえし』が初めて著書です。

 

餃子

餃子がピンチを救う!?

 

20以上の食にまつわるエッセイから、
タイトルとして選出された「餃子のおんがえし」についてちょこっとあらすじを。

「その餃子、私にください。ちょうど注文しようと思っていたんです」

 

とある客が、餃子の前にラーメンを出したことで順番がちがうと怒って帰ってしまい、
行き場を失った餃子を食べるところから始まります。

 

後に、即興でお題を決めて3分スピーチや初回の料理ワークショップのテーマなど
著者にふりかかるピンチを救ったキッカケが“餃子”となる……。

 

 

数々のピンチを乗り越えた理由に、餃子が恩返しをしてくれたと捉える著者の考え方がステキだなあと思いました。

 

餃子

まとめ

今回は、 2020年2月に発売された本『餃子のおんがえし』についてお伝えしました。

 

思い出とつながったごはんにまつわるエッセイ、
実話でクスッと笑えてしかもエッセイごとにレシピが付いている読みごたえたっぷりな作品。

 

ちょっと疲れたなと思ったときに読むと少し元気になる、そんな一冊です。

 

 

 

 

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