サラダ油や小麦粉、ホットケーキミックスなどを扱っている昭和産業から、餃子の素が2021年3月に発売されたことを知っていますか?
その名も「もう包まない!混ぜ餃子の素」。
ただの餃子の素ではなく、餃子づくりで一番大変な“包む”という作業なし、混ぜて作る新感覚の餃子です。
いったいどんなもん!?美味しいのかな?と思いながら気づけば約3ヶ月……ようやく近所のスーパーマーケットで見つけたので購入しました。
実食レポートします。
餃子のパッケージとしては斬新な赤くてポップなデザインが「もう包まない!混ぜ餃子の素」の目印。
ホットケーキミックスと同じような粉末状になっており、豚ひき肉・キャベツ・ニラと一緒に混ぜ合わして焼いて作る、餃子は包んで食べるものという常識をひっくり返すビックリな商品。
名前のとおり包まずに混ぜてつくる、今までにない本当に新しい餃子のカタチですね。
という日にピッタリ。
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20分でできる混ぜ餃子
豚ひき肉とキャベツとニラも買って、袋裏面に書いてあるレシピを忠実に守って作ってみました。
混ぜ餃子の素 1袋
豚ひき肉 100g
キャベツ 100g(1/8個)
ニラ 30〜50g(1/2束)
水 120ml
油 適量
餃子の素で味付けになるので、ニンニク・生姜・塩コショウなどその他の味付けは必要ありません。
熱したフライパンに混ぜ合わせた具材を流し入れて、フタをして両面焼いたら完成。
焼く時間は中火で6分 → ひっくり返して6分 → もう一度ひっくり返して油を少し足してから5分の合計17分と説明書にはありますが、私は両面5分ずつで充分でした(若干焦げがつくぐらい)。
キャベツとニラを切って混ぜ合わせる時間を合わせても20〜30分でできる簡単料理。
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【実食】見た目はちがうけど餃子の味
見た目はソースをつける前のお好み焼きと似ているな〜という印象。
焼き面のパリッと感は餃子の皮とは違うものの、餃子の素の主成分は小麦粉と同じデンプンなので、フワッと鼻を抜ける感じは皮と同じ小麦粉風。
中身はキャベツのシャキシャキした食感とニラの風味、肉の旨みが広がる感覚は餃子を食べたときとほぼ一緒でした。
酢じょうゆタレとの相性は通常の餃子と同じく抜群にいいので、少し付けて食べるのもオススメです。もっと餃子を食べていると同じ気持ちになりました。
フライパン全部に流し入れてお好み焼き同じように焼いてからカットしても良し、あらかじめ一口サイズなど小さめに焼いて、ガブッとかぶり付いて食べるのもいいですね。
ちなみに混ぜ餃子の材料費は全部で500円ちょっとだったので、一袋2〜3人前と考えると一食は約180〜250円でボリューム満点お腹いっぱい食べられました。
ちょっと余談ですが、具材を薄く伸ばして焼いたら、ネギとニラという違いはあれども台湾の屋台で見かけるB級グルメ“葱油餅(ツォンヨゥピン)”っぽくなりそう。
むしろネギだけ入れて混ぜ合わせたら葱油餅になるのでは?と思ったのは、すべて食べ終わったあとでした(笑)また次回。
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まとめ
今回は昭和産業の「包まない!混ぜ餃子の素」を実食レポートとともにお伝えしました。
餃子づくりで一番大変な“包む”作業なしで混ぜ合わせたら焼いてOK!という、これまでの餃子の常識を覆す商品。
30分足らずでパパッとボリューム満点の混ぜ餃子は、本当に餃子っぽいけど一味ちがう新しい感覚の餃子でした。
気になる人はお近くのスーパーでぜひ買って試してみてください。
SHOWA もう包まない!混ぜ餃子の素 120g×4袋セット
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