毎年世間を賑わす“全国の餃子消費ランキング”を聞いたことはありますか?
1位の座を争う餃子界のトップ2は、餃子の町でおなじみ栃木県宇都宮市(宇都宮餃子)と静岡県浜松市(浜松餃子)。
浜松餃子の名店トップ10に入るほど名が知られた「浜太郎」は、テレビで紹介されるだけではなく餃子で賞をとったこともある実力店。
今回は浜松餃子・浜太郎の餃子を食べましたので、魅力や味の特徴についてお伝えします。
まず日本の餃子の歴史は、戦後に中国から戻ってきた日本兵が現地で食べた餃子をつくったことから始まりました。
それは宇都宮市や浜松市など特定の地域に限らず、全国で一気に広まって今では誰もがいつでも食べる国民食となりました。
浜松餃子の特徴は3年以上在住している人が浜松市内で作った餃子であり、円形に焼いた餃子の真ん中にもやしを乗せたもの。
そして浜松市か愛知県産のキャベツ、浜松名産のタマネギ。コクを出すために浜松産の豚肉を使っています。
コクの脂っぽさをもやしでスッキリさせるという奇跡のコンビ、もやしを食べることでたくさん餃子が食べられるというわけです。
あまり知られていませんが、実は“ちゃお”という名前のかわいい浜松餃子のゆるキャラがPRしています。
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マツコも認めた浜松餃子「浜太郎」
浜松餃子・浜太郎が人気テレビ番組「マツコの知らない世界」の“餃子激戦区で迷ったらここで食べろ!”のコーナーで紹介されてから人気急上昇。
浜太郎の名物餃子は、ニンニクと豚肉をたっぷり使った赤餃子と、ニンニクを使わない代わりに国産野菜とコラーゲンをたっぷり入れたヘルシーな白餃子。
1パック20個入り 1,060円(税込)
ちなみにマツコ・デラックスさんは赤餃子に酢醤油+柚子コショウのタレを付けて食べたそうな。
アサリと玉ねぎのあさ玉餃子と、プリプリ桜エビ餃子は浜松で行われた餃子大会でグランプリを受賞した変わり種餃子もあります。
社長自ら冷凍餃子を羽根つきでキレイに焼いている動画がありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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ジューシーで野菜の食感が抜群な餃子
浜太郎の餃子は添加物を一切入れずに作りたての生餃子を冷凍しています。
1個20g・7cmの標準サイズ。浜松餃子の時、もやし忘れがち……(笑)
焼き目は薄くパリッと食感、他はもっちりとやわらかくて、噛むたびに小麦粉そのものの甘さがフワッと香ります。
全国1位に輝いたこともある銘柄の浜名湖そだちポークの溢れる肉汁のジューシーさ、キャベツとニラのシャキシャキ感が両方とも活きてバランスが抜群に良い。
ほんの少し入った一味がピリッとアクセントになっているのも面白いですね。
自家製のタレはお酢ではなく醸造酒が入っているからか醤油がマイルドに感じられて、ジューシーな餃子を付けるとキュッと味がしまってもっと食べやすくなりました。ラー油も甘めでした。
ニンニクが入っていない白餃子を食べていないので違いがわからないのですが、赤餃子を食べた後も全然ニンニクが気にならなかったのでそんなに心配しなくてもいいかも?
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まとめ
今回はテレビで何度も取り上げられ、数々の餃子グランプリを受賞した浜松餃子の「浜太郎」についてお伝えしました。
オリジナルの皮とタレに徹底的にこだわった食材で作った生餃子は一度食べる価値あり。
浜松へ行く機会があれば店内で食べたいところですが、今のご時世は冷凍した生餃子を取り寄せて家で焼いてゆっくり味わいましょう。
浜太郎 半田山店(本店)
住所:静岡県浜松市東区半田山5-2-1
電話:053-545-7136
営業時間:11:00〜15:00 / 17:00〜20:00
お持ち帰り:11:00〜20:00
定休日:水曜日
席数:32席