あまりにも第一印象が強すぎて、それからずっと頭から離れないという経験を誰で一度はしたことあると思います。
ユニークなデザインかもしれないし、オシャレなデザインのアクセサリーかもしれません。
私は一度まさかの餃子で経験しまして、あまりにもインパクトが大きかったので、実際にお店へ行ってきました。
埼玉県から東京駅へ行く玄関口というより、ときに植民地とまでいわれている日本屈指のターミナル駅“池袋”。
JR山手線ほか、東京メトロ丸ノ内線・副都心線 池袋駅から歩いて4分
池袋駅西口から徒歩8分、東京メトロC1出口から5分。
スーパー“肉のハナマサ”の横にひっそり佇んでいて、2人がけテーブル3つだけが並ぶ、6席で満席という本当に小さな餃子屋です。
「線條手打餃子専門店(せんじょう てうち)」
入店して席につく前に、台湾人の女性スタッフさんが「餃子しかないけど大丈夫?」と確認がありました。
私はもちろん「はい、大丈夫です!」(むしろ餃子のために来ました。喜んでお願いします!という心の声付き。) と、返事をしました。
餃子
どんな味の餃子かは出てくるまでお楽しみ
バラの花の形をした餃子を作ってみようとひらめき、研究を繰り返してでき上がった餃子とのこと。
メニュー迷ってしまうほどたくさんあるなかで、私は写真をみて“直感で如意餃子(にょいぎょうざ)”にしました。
如意とは、思うようになることや思いのままという意味(広辞苑より)で、つまり如意餃子とはそのときどきで餃子の皮や具材がちがうものです。
「8個か10個で頼む人が多いけど、どうする?」とスタッフさんに聞かれたので、迷わず10個で注文しました。
どんな色でどんな味の餃子かは、出てくるまでのおたのしみ。なんだかプレゼントみたいでワクワクしちゃいます。
餃子
まるでお花畑みたいなカラフルな餃子
テーブルに置かれたお皿の上には、赤・黄色・緑・ピンク・シルバーと本当にお花畑のように色とりどりな餃子たち。
ひとつひとつムッチリ丸い形をしています。これほどまでに色鮮やかなヒミツは、皮を作る際に野菜を練りこんでいるからだそう。
線條手打餃子専門店はただカラフルというわけではありません。添加物なし・着色料なしのカラダにやさしい餃子なのです。
噛むたびに出てくる肉汁と、台湾の薬膳がほのかに感じられます。
味の正体が知りたくてしっかり味わって探るけど、結局よくわからずじまい(笑)。でも餃子ごとに少しずつちがっていておもしろい。
ちなみにタレにも台湾の薬膳入り。
餃子
店内には台湾感がいっぱいでチョット旅行気分
一度台湾の夜市や屋台で食事をしたことがある人は想像ができると思うのですが、
台湾独特の薬味の香りが、餃子やタレからフワッと鼻腔をくすぐります。
あくせく働きながらも「おいしい?」など、気さくに話しかけてくれる台湾人のスタッフさん。
壁に貼っている黄色いメニュー、透明のテーブルクロスが敷いてあるテーブル、長い金属のお箸も相まって、本場の台湾で食べているような感覚になりました。
お店を出るときに、「またねー」って言ってくれて、なんだかアットホーム感。
餃子
まとめ
池袋にはサンシャイン水族館やナンジャタウン、東京芸術劇場をはじめ遊びに、買いものに食事、なんでもあります。
そんな池袋の街のにぎわいから少し離れて、台湾で生まれたカラフルな餃子をゆっくり落ち着いて心ゆくまで味わうのはいかがでしょうか?
見た目も楽しい、カラダにもやさしい、おなかいっぱいになって大満足まちがいありません。
線條手打餃子専門店(せんじょう てうち)
住所:東京都豊島区池袋2-55-12 セピア池袋Ⅱ 1F
電話:03-5391-0691
営業時間:月〜土・祝 11:00〜22:00
日 13:00〜22:00
定休日:不定休