池袋「新珍味」名物のターロー麺はもちろん餃子も美味

 

 

●更新日:2023/06/03

池袋で餃子といえば、ジャンボ餃子が食べられる「開楽」が有名です。

開楽はJR池袋駅の東口側にありますが、
西口側にいるとわざわざ東側へ行くのも億劫……っていう日もありますよね。

先日その状況だった私は、西口側で餃子を食べることができるお店がないか探索していたところ、町中華を発見しました。

その名も「新珍味」。今回食べてみたのでレポートします。

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70年以上愛される町中華

池袋駅・西口を出てすぐ目の前にある交番、
その横断歩道を渡り、カラオケ館の左側の通り“エビス通り”を歩きます。

次の十字路を渡る直前、右側にあるお店が「新珍味」です。

1952年に創業した老舗の町中華で、本場の中華料を手頃な値段で食べることができます。

初代店主が台湾出身だそうで、店員同士の会話では中国語が飛び交っていました。

1階はカウンター7席ですが、2階と3階のテーブル席も合わせると全部で60席あります。
入り口からはとても想像できないですよね(笑)

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麺も飯もおつまみも全部おいしい

メニューは中国語と日本語の説明が書いてあるスタイル。

お店おすすめの人気メニューは、以下の3つです。
・特製ターローメン
・肉盛りチャーハン
・鍋貼(焼き餃子)

特製ターローメンは、リピーターも多いお店の名物。

ちなみに漢字は、よく見る太肉麺ではなく大滷麺と書きます。

“鍋貼” はグゥオティエと読み、三日月型ではなく細長い棒状のものです。

中国での餃子の書き方については、こちらにまとめています。
気になる人は合わせて読んでみてください。

 

餃子を待つまでの時間に食べていた塩レバ、とってもビールが進みました(笑)

 

その他にも蒸し鶏、棒々鶏、ザーサイ、メンマ……
お酒が進むおつまみがたくさんあります。

麺類やご飯ものだけガッツリと食べるのはもちろん、
お酒とおつまみだけで楽しむのも良さそうですね。

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薄皮の焼き餃子にハマる!

メニューに鍋貼と書いてある通り、三日月型ではなく細長い棒状です。

皮はパリパリではなく、ちょっと焼き目が付いている程度。

餃子と餃子がくっつくと、1個食べようとはがすときに破れるほど薄皮。

本当に薄いです。1個あたりのサイズがそんなに大きくないので、
くっついた状態の餃子を2個一緒に食べることもできそうです。

一口食べると、スムージーのように柔らかくてビックリ!

ニラをはじめとする野菜がペースト状に細かくて、
口あたりがやさしいタイプの焼き餃子。

肉よりも野菜ベースだけど甘いわけでもない、
肉の味が全面的に感じるわけでもない……不思議な味です。

しっかりした味付けというわけでも、あっさり味とも言いがたい。
説明が難しいけれど、どこかクセになる味。

酢ラー油を少し付けても野菜と馴染んで美味しいし、
酢醤油にすると、味がしっかりして美味しかったです。

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まとめ

今回は池袋にある町中華「新珍味」を紹介しました。

名物のターローメンを食べるのはもちろん、
コースで飲み会、一人で昼飲みでもOK!

いろんなシチュエーションで行ける、
手軽に本場中華料理が楽しめる老舗の町中華です。

池袋駅の西側へ行くときは、ぜひ一度行ってみてください。

店舗情報

新珍味
住所:東京都豊島区西池袋1-23-4
アクセス:JR池袋駅 西口より徒歩3分
電話:03-3985-0734
営業時間:
・月〜木 11:30〜23:00
・金・土 11:30〜23:30
・日・祝 11:30〜22:00
定休日:無休

 

 

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