先日神奈川県の小田原駅へ行く機会がありました。東京駅から新幹線で30分という近さ!JR東海道線では80分で着いちゃう小田原、初上陸です。
初めての土地ならば!毎度おなじみ餃子を食べられるお店を探して、時間を調整のうえで行ってきました。
今回は小田原駅にある、中華料理屋「氷花餃子 本店」について紹介します。
小田原ってどんなところ?
神奈川県にある小田原駅は、東京駅から新幹線で30分、JR東海道線なら乗り換えなしの80分で到着します。
また、箱根登山鉄道の始発駅なので、利用したことがある人も多いでしょう。
小田原駅の東口からも見える小田原城は、戦国大名・小田原北条氏の居城。小田原を代表する観光スポットです。
他にも、豊臣秀吉にゆかりのある石垣山一夜城や、二宮尊徳(二宮金次郎)が祀られている報徳二宮神社など、
暦男・歴女と呼ばれる、歴史が好きな人にはたまらない場所ではないでしょうか?
ちなみに小田原かまぼこは名産品として有名で、海に近いので海鮮が美味しいお店も多いようです。
氷花餃子は隠れた中華料理店
小田原駅・東口を出て、錦通り商店街を真っ直ぐ歩きます。
商店街へたどり着く数分の間に何本か道があるのですが、歩行者天国になっているところなのでわかると思います。
日高屋・肉汁餃子ダンダダンなど、餃子でおなじみ(?) 見たことがあるチェーン店を通って、
すぐ右手に「氷花餃子 本店」がありました。
階段を上って2階へ。
赤い看板に黄色い文字で“名師絶技 本場風味”と書いてありますが、
これは25年以上経験を積んだ中国出身の料理人がつくる本場の中国東北料理という意味。
ちなみに中国東北地方は、かつて満州と呼ばれていた地域のことです。
テレビ東京「モヤモヤさまぁ〜ず」で隠れ中華名店として取り上げられたこともある、知る人ぞ知るお店なんです。
唯一の支店である開成店は、同じく神奈川県の足柄にあります。
キレイな羽根つき餃子は圧巻!
店名である“氷花餃子”は、あまりの美しさに一瞬言葉を失いました。
6個の餃子にキレイな円盤の羽根!いつ見てもテンションが上がってしまうのは日本人の性でしょうか?私だけ?(笑)
名物・氷花餃子 580円+税
まわりの羽根に箸を入れると、スナック菓子のように皿からどこかへ弾け飛んでしまうほど、羽根がパリッパリでした。
そして餃子ひとつがまるっとして大きく、一口食べれば肉汁が飛び出しました!
弾力があり、噛むたびに肉の旨みがジュワッと溢れ出して美味しい。
キャベツの甘みとのバランスが最高で、少し酢とラー油を付けると違った味が楽しめました。食べ応えがあって、予想をピョンと超える美味しさでした。
この餃子は、中国東北料理会で金賞を受賞、また満漢全席で一品料理として50年間登場したこともある、実力が認められているそうです。
中国清朝の時代から始まった、山海の珍味を集めた選りすぐりの豪華絢爛な宮廷料理。
100種類以上を2〜3日かけて食べる宴席。
エビニラ卵の水餃子は最強
本場中国の基本は水餃子なので、中国人が営む中華料理屋さんでは、個人的に水餃子が楽しみの一つなんです。
中国東北水餃子 550円+税
先に氷花餃子こと、羽根つき餃子を食べていたので、水餃子も具材は同じかな?と思いながら、一口食べてみました。
*焼き餃子と水餃子が同じ具材のお店は多いのです。もちろん食感など違いが楽しめて良いのですが!
……するとビックリ!
もっちりとした弾力のある皮の中には、エビとニラ、そしてタマゴが入っていました!個人的に大好きな組み合わせでございます。
噛むたびに口の中でじんわりと広がるエビの美味しさ、ニラとタマゴ(ニラ玉)が絡み合うことで、最高のハーモニーが生まれてしまうのです……私ノックアウト。
ニラ玉+エビだけでも最高なのに、それが皮で包むことで味がギュッと閉じ込められるから、さらに美味しく感じる具材。
この具材が入った餃子は、多分東京・葛飾区にある「餃子の店 蘭州」以来、2店目。
良い出会いでした。焼き餃子も水餃子も予想以上に美味しくて大満足。また食べたい。
まとめ
今回は神奈川県・小田原駅の近くにある中華料理店「氷花餃子」について紹介しました。
丸い羽根つき餃子は本当にキレイで圧巻。肉汁たっぷりで美味しくて、しかも食べ応えがあります。
エビとニラとタマゴという珍しい具材の水餃子も絶品でした。
小田原へ行く際には、氷花餃子も候補に入れて、ぜひ一度行ってみてほしいです。
店舗情報
店名:氷花餃子 本店
住所:神奈川県小田原市栄町2-8-10 ハクエイビル2階
アクセス:小田急・JR小田原駅 東口から徒歩5分
電話:0465-23-1506
営業時間:11:30〜15:00/17:00〜23:00
定休日:火曜日