●更新日:2024/05/12
宇都宮にある有名な餃子屋さんの一つに「青源」があります。
餃子の上に小ネギがたっぷりとのっていて、味噌だれを付けて食べるのが特徴です。
今回ようやく行くことができたので、思う存分堪能しました。
味噌屋の餃子と味噌だれ
味噌だれで食べる餃子といえば、神戸の味噌だれ餃子の印象が強いので、
どうして宇都宮で味噌と食べる餃子なんだろう?と実はずっと思っていました。
「青源(あおげん)」は餃子専門店ではなく味噌をつくる会社、つまり味噌屋さんが作る餃子です。
青源の味噌の歴史は古く、創業は江戸時代の1625年なので今から約400年前で、
創業から幾多の変遷を経て、2010年宇都宮パセオに「味噌と餃子の青源」がオープンしました。
全部試したい餃子五種
JR宇都宮駅を降りて、駅の出口からそのままパセオのビルに入って地下1階にお店があります。
駅直結ルートの場合には気付かないのですが、
西口側の外から入るときには、わかりやすい大きな看板が見えます。
カウンター8席、テーブル28席の全部で36席あります。
平日の午後に行くと、並ばずに入ることができました。
餃子は五種類です。
- 青源のネギ味噌餃子
- 源ちゃんの焼き餃子
- 青の水餃子
- 赤の水餃子
- 柚子みそ餃子
ライスと餃子のセットだけではなく、焼き餃子と水餃子の餃子3点セットもあるので、
餃子だけをいろいろ食べたい私にはとっても嬉しい!
餃子だけをいろいろ食べたい私にはとっても嬉しい!
青源といえばネギ味噌餃子
青源の餃子の看板メニューともいえる「ネギ味噌餃子」は、焼き餃子の上に小口切りのネギをたくさん乗せたものです。
餃子の具材はキャベツが中心ですが、いわゆる宇都宮餃子でイメージするほど野菜がたっぷりというわけでもなくお肉も感じられます。
全体としてはあっさりとした味付け。
ネギだけではなく唐辛子も乗っているので、ネギのシャキシャキとした食感と、ほんのりピリッとした辛さが餃子を食べるときの感覚では新鮮です。
特製の味噌だれは濃厚で、味噌の濃厚さがあっさり味の餃子によく馴染んで、味噌だれと付けることで餃子として完成するイメージ。
ネギと味噌もよく合って美味しい!
神戸の味噌だれとは違い、関東圏の赤味噌で感じるような濃い味噌なので、
関西出身の私としては甘みがなく味の濃い味噌は印象的でした。
定番と柚子みそ餃子も美味
「源ちゃん焼き餃子」は、メニューに書いてある通りthe定番で、キャベツとニラがたくさん入った野菜が多い餃子でした。宇都宮餃子といえばこれというような。
お店のイチオシとしては味噌だれと一緒に食べることだと思いますが、卓上にある調味料で自分好みのタレで食べてもOK。
女性に人気の「柚子みそ餃子」は、具材にユズが入っている珍しい餃子でした。
食べ進めるとほんのりとユズが香り、あっさりというよりもさっぱりと食べられます。
濃い味噌とユズの爽やかさと酸味で中和されるようなイメージで、味噌とユズの組み合わせも美味しかったです。
味噌味のスープ餃子も必見
水餃子は「青の水餃子」と「赤の水餃子」の二種類。
今回は青の水餃子を食べました。
ラーメン丼に水餃子が入った味噌汁、薄い味噌ラーメンと似た見た目です。
餃子はネギ味噌餃子と同じかなと思いましたが、
水餃子の具材に味噌スープに馴染ませると、具材全体に染み込んでとっても味わい深くなりました。味噌と餃子を感じられる食べ方かもしれません。
ちなみに赤は、味噌をベースにした辛口のスープですが、甘酒を加えているから、見た目ほど辛くなく、美味しく食べられるマイルドでピリッと辛いぐらいだそう。次回は食べてみようと思います。
まとめ
今回は宇都宮で有名な餃子屋さんの一つ「青源」を紹介しました。
一度行ってみたいとずっと思っていたので、ようやく食べることができてよかったです。
老舗の味噌屋がつくる餃子と味噌だれと組み合わせは、神戸の味噌だれ餃子とは違う味わいでした。
店舗情報
味噌と餃子の青源 パセオ店
住所:栃木県宇都宮市川向町1-23 宇都宮パセオ 1F
アクセス:JR宇都宮駅 から徒歩2分
電話:028-627-8464
営業時間:10:00〜20:00
定休日:宇都宮パセオの休日に準ずる