●更新日:2023/08/05
中国の特に東北地方では日常的に羊肉を食べます。
日本で羊肉を食べるとなると、北海道のジンギスカンをイメージすることが多いかもしれませんが、
東京では羊肉を食べることができるお店がいくつかあります。
今回は、上野・御徒町にある「羊貴妃羊湯館」を紹介します。
羊肉料理専門の中華料理店
「羊貴妃羊湯館(ようきひやんたんかん)」があるのは、JR御徒町駅から徒歩1分の場所。
羊肉をメインとした中華料理店です。
世界三大美女と呼ばれる唐の皇帝・玄宗の妃“楊貴妃”から、羊料理だけに“羊貴妃”というセンスが素敵。
御徒町以外には、高田馬場・東十条、大阪の長堀橋にもあります。
自分のスマートフォンでQRコードを読み込んで注文するスタイルです。
肉汁がハンパじゃない水餃子
羊肉の水餃子は8個入り。
つるんとした分厚い皮から、肉汁をこぼさないように食べることに意識して一口食べようとしたところ、事に肉汁がはじけ飛びました(笑)
自分が着ていたワンピースに肉汁が飛んでしまい、店員さんがおしぼりと洗剤を持ってきてくれて拭いて対応してくれるという大惨事。
餃子を食べてきて、私史上一番肉汁を飛ばしました。(その後お店にはラーメン屋のようにエプロンの準備があると知ったので使いました。)
というぐらいに水餃子には肉汁がたっぷりが入っていて、ラム肉の風味はしっかりとしているのにクセが全然なく食べやすくて美味しい!
これまでにも何度か羊肉の餃子を食べてきましたが、羊肉以外に具材入っている?というほど、一番羊肉のいいところを全面的に出しているようなイメージ。
特製羊肉ラー油にハマった
羊貴妃特製の羊油ラー油を少し付けて食べてみると大正解!
痺れる辛さではないけれど、唐辛子のピリッと辛さがジワジワと広がっていく感じで、
でも辛いだけじゃなくて旨みもあってクセになります。
辛いんだけどもっと食べたい…!のループに入って、肉汁と絡み合ってコクが深まるような初めての感覚でした。
羊肉の蒸し餃子はせいろに6個入り。
できたては湯気が立っていてヤケドしそうなぐらい熱いですが、肉汁の量は水餃子より少なめでよかった(笑)
皮はしっとりとしたやわらかさがある食感で、羊肉の香りや風味が全面的に出ている水餃子とは違って、
羊肉の美味しさをやさしく包み込んでいるような感じ。
初めて食べた羊湯に感動した
看板メニューの「羊湯(ヤンタン)」は中国では伝統的な料理なのだそう。
ラム肉と骨を長時間煮込んで作ったスープで、小中大の3種類。
小サイズでもお椀サイズではなく、ラーメン丼の大きさにたっぷりと入っています。
お店オススメの飲み方は、まずそのまま、次に酢と胡椒で食べて、
それから塩で味を整えて、最後に羊貴妃特製の羊油辣油を入れて辛さも堪能。
ラム肉がしっかりと香り、一口飲んでみるとまろやかでやさしい味わい。
油をたくさん使い辛い独特のスパイスの効いた料理が多い中、そのまま羊湯
を食べると口の中が中和されます。
香りから考えるとクセは強くないから飲みやすくて美味しかったです。
ちなみにお店の一番人気は、スパイスと唐辛子がかかった羊のスペアリブ焼き。
同じように豪快にかぶりついて食べる茹でたverのゆでスペアリブは、スパイスがかかっていないから羊肉の味がしっかり感じられて食べやすかったです。
クミンと唐辛子などのスパイスがかかった串焼きは2本から注文OK。
まとめ
今回は上野・御徒町にある羊肉料理の中華料理店「羊貴妃羊湯館」を紹介しました。
看板メニューの羊湯、スペアリブ、串焼きなど、中国の本格的な羊肉料理が堪能できます。
羊肉が好きな人はぜひ行ってほしい!
羊肉の餃子もまた食べたくなるぐらい本当に美味しかったです。
店舗情報
羊貴妃羊湯館 (ヨウキヒヤンタンカン)
住所:東京都台東区上野4-1-3 仙家ビル B1F
アクセス:JR 御徒町駅 北口から徒歩1分
電話:03-6803-2733
営業時間:
・月〜金 11:30〜15:00 / 17:00〜23:00
・土日祝 11:30〜23:00
定休日:無休