●更新日:2024/05/26
先日初めて車で宇都宮へ行って、餃子のお店を巡りました。
電車と徒歩ではなかなか行けない、車だからこそ行けるお店で餃子を食べまくりました。
今回はその中の一つ「宇都宮餃子さつき」を紹介します。
自然の中にある古民家風のお店
JR宇都宮駅から車でおよそ30分行くと、周り一帯が畑と木々という緑に囲まれた風景が見えます。
その中にお屋敷のような古民家といっても信じちゃうような外観、これが「宇都宮餃子さつき 徳次郎本店」です。
2016年に現在の場所に移転しました。
カーナビで辿り着いたとき、本当にあっているか半信半疑でしたが、暖簾と幟があったのでお店とわかりました(笑)
餃子がすべて特徴的でビックリする美味しさ
小麦粉は栃木県産、野菜も栃木県産を中心にすべて国産を使用しています。
今回は、七種類の餃子が 一個ずつ楽しめる「オールスター餃子」を食べました。左から順番に味の感想を書きます。
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- さつき餃子
王道の餃子でニンニクが効いていて美味しく食べられます。
- さつき餃子
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- キムチ餃子
キムチの食感が良く、市販のキムチでは味わえないような甘みがあって辛すぎず食べやすかったです。
- キムチ餃子
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- ゆず餃子
言葉を失うほど、とっても美味しくてビックリしました!
ユズが入っている餃子は多分初めて出会いました。宇都宮市の宮ゆずを使用しており、餃子を食べようと口に近付けてまだ一口齧っていない時点でユズが香ります。食べる前から美味しいやつ!笑
ユズの酸味が具材とよく馴染んでいて、風味も味わいもピカイチ。凄い!! - 野州餃子(やしゅう)
野州(やしゅう)とは、現在の栃木県の旧国名である下野(しもつけ)の別名です。
ニンニクとニラを使っていない肉多めの餃子ですが、クセがなくて食べやすく、そして食べ応えがありました。
- ゆず餃子
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- 青しそ餃子
青じそが主役の餃子のはずなのに、ちゃんと肉の旨みを保ちつつ、準主役としてシソの風味をしっかり出て美味しかったです。初めて出会ったバランスのシソ餃子でした。
シソの風味が強すぎず甘さがあるような感じで食べやすく、シソ餃子でよくあるさっぱりし過ぎず満足感もあるのがいいなと思いました。これも美味しかったです。
- 青しそ餃子
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- 茶美人餃子
茶葉を餃子の皮に練り込んだカテキン餃子ということで、ふんわりとお茶の香りを感じながら食べました。
- 茶美人餃子
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- 下野餃子(しもつけ)
栃木県の和牛を使っている餃子で、牛肉の存在感をちゃんと感じて、他との違いが明らかでした。牛肉独特の香りと旨みを味わうことができます。
- 下野餃子(しもつけ)
今回は食べなかったのですが、オールスター餃子以外も、特徴的な餃子ばかりです。
・ビーガン餃子(肉・魚・乳製品不使用)
・ハーラル餃子(イスラム法に則って処理をした、イスラム教徒が口にできる食品。足洗い場と礼拝場も完備)
・スープ餃子
・まったり餃子(卵綴じのコンソメ味)
蒸したデザート餃子も食べてみた
上記の一般的には変わり種となるような特徴的な餃子がビックリするほど美味しかったので、普段は滅多に食べないデザート餃子を追加で頼んじゃいました。
デザート餃子は、いちご、イチジク、キウイ、ゆずの四種類から、二種類を選んで、ホイップクリームを添えて二個ずつで提供されます。
これまで食べたデザート餃子は焼いていましたが、さつきのデザート餃子は蒸しているタイプでした。
- いちご → イチゴジャムが入っていて甘酸っぱく食べやすい!
- ゆず → マーマレードみたいになっており、ジャム状ではなくて大きくカットされた状態だから、噛むと酸味が広がって美味しかったです。
- イチジク → イチジクの酸味がありつつ、まろやかさがあるやさしい味わいという不思議な感覚ですが、美味しかったです。
- キウイ → 入っている黄色いキウイ全然酸っぱくなくてビックリしました。
焼き餃子にある香ばしさがないため、餃子の皮の主張が強くない具材の味が引き立つデザート餃子でした。
大福とは違うけれど、もっちりとした食感が近いものを感じました。
まとめ
今回は「宇都宮さつき」徳次郎本店を紹介しました。
変わり種の食材の特徴や美味しさを、本当に上手く引き出すお店だなと思いました。
自然の中にある古民家風というお店の雰囲気も、個性豊かな餃子の味も全部良くて本当に満足。ゆったりとした時間を過ごしました。
有料で餃子作り体験もしているので、一度体験してみたい!という気持ちでいっぱいです(笑)
店舗情報
宇都宮餃子 さつき 徳次郎本店
住所:栃木県宇都宮市徳次郎町190-4
アクセス:JR宇都宮駅から車で30分
電話:028-688-0106
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水