中国の揚州(ようしゅう)を聞いたことがありますか?
北京や上海にくらべると馴染みがない人も多いかもしれませんが、中国の南部・上海の比較的近い場所にある街の名前です。
100年前に揚州から渡ってきた中華料理の味が今でも、中華チェーン店として受け継がれています。
今回はこだわりの本格的なラーメンや小籠包、そしてココだけの餃子がある、
「中国ラーメン 揚州商人(ようしゅうしょうにん)」をお伝えします。
揚州商人の店主の祖父が中国・揚州出身で、今からちょうど100年前の大正9年(1920年)に日本へやってきました。
中国料理店“正華”をはじめた店主の祖父、お店を継いだ父の味で育った3代目の店主が「揚州商人」をオープン。
東京・目黒に本店があり、東京・神奈川・埼玉・千葉と関東地方で合計34店展開されているチェーン店です。
元祖中国ラーメンを伝えるべく、基本のラーメン・タンタン麺・ワンタン麺・スーラータンメンなど麺類だけで20種類以上、麺の太さも3種類から選べます。
モッチモチの皮からジュワッと餡の旨みが広がる小籠包は豚肉・エビ入り、トリュフ入りと豪華なラインアップ、他にもチャーハンや春巻など中華料理が勢ぞろい。
餃子
ヤケドに注意!レンゲをつかって食べる焼き餃子
なんといっても“汁汁(ジュージュー)餃子 ”はハズせない注目メニュー。
汁汁餃子
4個350円
4個・6個から選べる汁汁餃子は、お皿の上にのっている様子からは完全に水餃子に見えますが、よく見ると焼き目があるんです。
セットで付いてくるレンゲ、餃子なのになんでレンゲ?と思う方もいるでしょうか。そう、小籠包を食べたことがある人ならわかるはず。
そのままかぶりつくとヤケドの可能性おおいにアリ。油断すると口のなかを焼いちゃいますので(笑)、餃子もレンゲを使いながら食べましょう。
ひとくち食べるだけで肉汁がたくさんこぼれ落ちます、思っているより2倍は肉汁入っています。レンゲ使って食べても、案の定私は口の中をかるくヤケドしました(笑)
餃子
ジュワーっとこぼれる肉汁餃子のヒミツは〇〇
名前のとおりジューーーーーっとあふれ出る肉汁をレンゲで受け止めて、肉汁を吸って味わってから餡を食べるという、まさしく小籠包スタイルで食べる餃子。
肉汁がたーーっぷり入っているヒミツは、なんとニンニク・ニラは全く入っておらず、豚肉だけなんです。
餃子に肉だけってあるようでなかったですね。お肉だけの味は、雑音がないっていうか味覚にダイレクトに響くから、噛むたびに肉だけの旨みが舌の上で踊ります。
餃子とも小籠包ともひと味ちがう新感覚な食べもの。
餃子
定番の焼き餃子と肉汁餃子を食べ比べるとちがいが丸わかり
肉汁餃子以外にも定番な餃子もあります。
本格餃子
6個 400円
ふんだんに使っており、本格餃子でこだわっているのは汁汁餃子には入っていなかったニラ。
ある意味餃子といえばの王道な焼き餃子ですが、汁汁餃子と比較するとお肉の旨みにプラスしてニラの風味が豊かで、ニラとニンニクが入っているだけでこんなに餃子が変わるものか!と餃子のちがいにビックリすることまちがいありません。
お店オススメのタレはトウガラシ入りのラー油や黒酢をちょっと付けて食べると、キュッと味が締まってさっぱりいただけます。
餃子
まとめ
今回は中国ラーメンがメインの関東だけの中華チェーン店「揚州商人(ようしゅうしょうにん)」をお伝えしました。
レンゲを使って食べるハンパない肉汁の“汁汁餃子”は、定番のニラがたっぷり入った本格餃子と比較することでより分かる、お肉だけの直球勝負・斬新な餃子ですので、ぜひ一度お試しあれ。
中国ラーメン 揚州商人 目黒本店
住所:東京都目黒区目黒1-6-16 明洞(ミョンドン)ビル 1F
電話:03-3494-0166
営業時間:11:00〜翌4:30
定休日:なし